コマンド ライン インターフェイス ユーティリティ : pvddl
 
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pvddl
説明
pvddl は、コマンド ファイルで一連の SQL ステートメントを実行するのに使用します。
概要
pvddl database commandfile
[-separator character] [-username username] [-password password] [-server servername] [-port number] [-stoponfail] [-log logfile]
オプション
database
commandfile 内の SQL ステートメントが実行されるデータベース(データベース名またはサーバー DSN)。
commandfile
SQL ステートメントを含むテキスト ファイル。データ定義言語など、ある種の SQL ステートメントは commandfile での使用に向いています。これは、SELECT などのデータ操作とは対照的です。SELECT ステートメントは使用できますが、結果セットは標準出力に返されません。
コマンド ファイル内では、各コマンド間に区切り文字が必要です。-separator 文字を参照してください。
-separator character
コマンドファイルで SQL ステートメントを区切るのに使用する文字です。有効な文字は印刷可能な任意の文字です。ただし、その character が SQL ステートメント内に出現しないことを確認してください。一般的に使用される文字は、シャープ記号(#)、セミコロン(;)、および単価記号(@)です。
-username username
セキュリティが有効なデータベースに定義されたユーザーの名前。
-password password
username で識別されるユーザーのパスワード
-server servername
データベースが定義されているサーバーの名前。このオプションが指定されていない場合は、ローカル マシンと見なされます。サーバーの IP アドレスを指定することもできます。
-port number
servername 上で動作しているデータベース エンジンが受信待ちしている TCP ポート番号。このオプションが指定されていない場合は、デフォルト ポート 1583 と見なされます。ポート 1583 はリレーショナル インターフェイスが使用するデフォルトのポートです。
-stoponfail
commandfile 内の最初の SQL エラーで停止します。エラーが発生すると Pvddl はエラー コード PS_E_FAIL を返します(10 進数の -2147467259 と同等です)。SQL エラーが発生した後のデフォルトの動作は pvddl の継続です。
-log logfile
ログを標準出力(stdout)ではなく、ファイルに出力します。Logfile には出力を記録するファイル名を指定します。ファイルのパスを指定することもできます。パスを省略すると、logfile は dvddl と同じディレクトリに作成されます。
関連項目
使用できる SQL 構文の詳細については、『SQL Engine Reference』を参照してください。