開発者リファレンス : データ アクセス方法 : SQL Engine Reference : SQL 構文リファレンス : CASE(文字列)
  
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CASE(文字列)
備考
CASE キーワードは、文字列型の列を対象とする制限句を評価するとき、Zen に大文字小文字を無視させます。CASE は、CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントや、SELECT ステートメントの ORDER BY 句で列属性として指定できます。
たとえば、Name という名前の列があり、CASE 属性付きで定義されているとします。Name = 'Smith' と Name = 'SMITH' を使って 2 行挿入した場合、制限に Name = 'smith' と指定したクエリでは、両方の列が正しく返されます。
メモ:CASE(文字列)は、マルチバイトの文字列および NCHAR 文字列をサポートしません。このキーワードは、文字列データがシングルバイトの ASCII であることを前提としています。これはつまり、CASE 属性は NVARCHAR および NCHAR データ型の列ではサポートされないということです。文字列関数では、マルチバイト文字列および NCHAR 文字列がサポートされます。文字列関数を参照してください。
次の例は、CASE キーワードを使って Student テーブルに列を追加する方法を示します。
ALTER TABLE Student ADD Name char(64) CASE
次の例は、SELECT ステートメントの ORDER BY 句で CASE を使用する方法を示します。
SELECT Id, Last_Name+', '+First_Name AS Whole_Name, Phone FROM Person ORDER BY Whole_Name CASE
関連項目
ALTER TABLE
CREATE TABLE
SELECT