Actian Zen v14 SP2

修正プログラム リリース - 2021/5/10

インストール ビルド バージョン 14.21.003
コンポーネント ビルド バージョン 14.21.002

目次


製品

この修正プログラムは次の Actian Zen 製品に適用します。これ以外の製品には適用できません。

実行ファイル、圧縮ファイル

Windows

Linux

macOS

SDK

インストールに関する注記

デフォルトで、このアップデートでは修正プログラム(パッチ)のインストール ログ ファイルを %temp% に作成します。実行ファイルから展開した .msp ファイルを使用する場合、このパッチの適用時にログ ファイルを作成するには、コマンドラインから /l オプションを使用してパッチの実行ファイルを実行してください。次の例では、このパッチ アップデートで "patch_install.log" という詳細なログ ファイルを作成します。

Zenv14Patch_type.msp /l*v <path>¥patch_install.log

アンインストールに関する注記

Windows システムでは、ほとんどの場合、Zen パッチ アップデートをアンインストールすることでそのパッチ アップデートを "ロールバック" することができます。このアンインストールによって、アップデート前のバージョンの Zen バイナリを復元します(パッチが削除できないケースについては後述の「注意」を参照してください)。

コマンド ラインから Zen の製品アップデートをアンインストールするには次のことが必要です。
次のいずれかのコマンドで製品アップデートを削除することができます。

コマンドを実行するユーザーは、元の Zen インストールによってインストールされたソース ファイルにアクセスできなければなりません。

注意:場合によっては、Zen パッチを削除できないことがあります。"修正プログラム パッケージのアンインストールは、サポートされません。" という警告メッセージ が表示されます。このメッセージはログ ファイルにも記録されます。パッチを削除する必要がある場合は、まず Zen 自体をアンインストールし、必要なバージョンを再インストールしてから、適切なパッチを適用してください。

解決された問題

修正プログラム(Build 14.21.003)では次の問題の解決および機能強化が行われました。
追跡番号
説明
N/A このリリースは Windows 10 バージョン 20H2 での動作を検証済みです。
PSQL-8601 ExecuteNonQuery() を使用して、セミコロンで区切られたステートメントによって複数の行を挿入した場合、ADO.NET プロバイダーは「影響を受けた行」として正しい値ではなく 1 を返すことがある。
PSQL-8600 SQLGetInfo() に InfoType=SQL_ASYNC_NOTIFICATION を指定して実行すると、エンジンがクラッシュすることがある。
PSQL-8571 自動コミットがオフになっている場合でも、DDL ステートメントの実行後に SQL トランザクションが自動的にコミットされる。
PSQL-8506 非常に大きな値の UBIGINT に対して CAST() を実行した場合、正しくない値を返すことがある。
PSQL-8501 CREATE TABLE などの DDL ステートメントが指定されたストアド プロシージャを実行する SQL 接続が多数ある環境では、エンジンがクラッシュすることがある。
PSQL-8452 ROUND() などの一部のスカラー関数で浮動小数点値を処理すると、正しくない結果になることがある。
PSQL-8427 アクティブ セッションのネットワークが切断中、OLEDB の例外は try-catch でキャッチされない。
PSQL-8420 SELECT の式に UNION と ORDER BY が指定されている場合、"UNION を伴う ORDER BY では、列名への参照は使用できません" を返さないでクラッシュすることがある。
PSQL-8084 サイズが大きい固定長レコードを持つテーブル内の可変長列に対して ORDER BY を指定すると、エンジンがクラッシュすることがある。

有用なリンク

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