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    バージョン 2026.2

    新機能

    .NET 10 サポート

    FastReport .NET、FastReport.Core、FastReport.Core.Skia、FastReport.WPF、FastReport.Avalonia に加え、FastReport.Web、FastReport.Web.Skia、FastReport.Blazor.Wasm にも .NET 10 のサポートを追加しました。このプラットフォームはアプリケーションのパフォーマンスを向上させ、多くの新機能をプロジェクトに追加します。

    変更点については、このリンクの記事をお読みください。

    QR コード モジュールの形状の変更

    QR コードは、モジュールと呼ばれるドットで構成されています。既定では、それらは長方形です。バージョン 2026.2 から、モジュールの形状を変更してカスタマイズできるようになりました。長方形に加え、9 個の新しいモジュール形状が利用可能になりました。円形、ひし形、角丸の正方形、横型のカプセル形、縦型のカプセル形、十字型、六角形、星形、雪の結晶があります。

    モジュールの形状のほかに、回転角度(Angle プロパティ)を指定できるようになりました。さらに、UseThinModules プロパティを使用して各モジュールを小さくすることで、QR コードの密度を低くすることもできます。この後者のプロパティは、ファインダー パターン(QR コードの隅にある大きな正方形)には影響しません。ファインダー パターンは、スキャナーがコードの境界とサイズを特定するのを助けるためのものだからです。

    標準的な QR コードは次のようなものです。

    モジュールの形状が円形のコードは次のようになります。

    新しいモジュールによって、より多様で興味深いコードにすることができますが、すべてのスキャナーが、このような QR コードを同様にうまく読み取れるわけではないということを覚えておくことが重要です。

    新しいプロパティとその使用法の詳細については、この記事をお読みください。

    デザイナーでのバンドの移動

    レポートには、それぞれ異なる目的を持つ複数のバンドの種類を含めることができます。たとえば、レポート タイトルは常にレポートの最上部に配置されます。もう 1 つの例はページ フッターで、これは各ページの最下部に配置されます。これらのバンドの相対的な位置を変更することはできません。

    しかし、複数のインスタンスを持つことができ、その相対的な位置を変更できるバンドの種類があります。たとえば、レポートに 3 つのデータ バンドが含まれる場合があります。

    以前は、これらの位置の変更は、特別なバンド設定ウィンドウでのみ可能でした。

    現在は、デザイナー上でバンドを単純にドラッグするだけで直接移動できるようになりました。

    この新しい移動メカニズムの機能と制限事項の詳細については、この記事をお読みください。

    Google スプレッドシートへの接続

    この更新では、レポートのデータ ソースとして Google スプレッドシートのデータを使用できるようにする、新しいプラグインを導入しました。Google スプレッドシートは、クラウドベースのスプレッドシート アプリケーションです。このプラグインを使用すると、レポートをこれらのスプレッドシートに直接接続することができるため、必要なデータに関単にアクセスできます。

    Google スプレッドシート(実際、あらゆる表計算ソフトウェアと同様)は、弊社のレポート作成の概念に完璧に適合しています。しかし、これは Web アプリケーションであり、デスクトップ向けのソリューションとは一線を画す、数多くの独自の機能を備えています。

    この新しいプラグインへの接続方法については、この記事をお読みください。

    エクスポートの改善

    Microsoft Word へのエクスポート時にフォントを埋め込む

    Microsoft Word エクスポートに新しい[埋め込みフォント]オプションが備わりました。

    このオプションにより、完成したレポートを DOCX ファイルとして保存する際に、フォントの埋め込みを有効または無効にすることができます。このオプションは、レポート内で使用されているすべてのフォントを最終ファイルに保存します。

    これにより、コンピューター上に必要なフォントがない場合でも、ドキュメントはあらゆるコンピューターで同じように表示されるようになります。ただし、このオプションを使用すると、ファイル サイズが標準のエクスポート時よりも大きくなることに留意してください。

    PDF エクスポート時の ZUGFeRD サポートの強化

    ZUGFeRD を有効にした PDF エクスポートを大幅に再設計し、改善しました。ファイルは現在、最新バージョンの ZUGFeRD に準拠しており、検証に正常に合格しています。これらのファイルのエクスポートに関連する多数のエラーを修正しました。

    Microsoft Word および Microsoft Excel エクスポートのグローバルな改善

    DOCX および XLSX ドキュメント形式にエクスポートするためのコードを最適化し、改善しました。エクスポートの実行速度が向上し、Microsoft Office だけでなくサードパーティ製のオフィス スイートなど、ほとんどのアプリケーションで開くことができるようになりました。

    WebReport の変更点

    WebReport クライアント側のアーキテクチャの改善

    WebReport の改善の一環として、クライアント側をリファクタリングしました。

    • CSS および JavaScript が静的ファイルに変換されたことで、インライン スクリプトを完全に廃止することが可能になりました。WebReport では、コンテンツ セキュリティ ポリシー(CSP:Content Security Policy)においてインライン スクリプトを許可する必要がなくなり、製品のセキュリティが向上しました。

    • レポート識別子が CSS クラス名から削除されたことで、WebReport はより柔軟で使いやすくなりました。

    • スクリプトがバンドルにまとめられたことで、ページの読み込み速度が向上しました。

    変更点の完全な一覧

    [エンジン]
    + TextObject.AutoShrink プロパティに新しいモード FitText を追加しました。
    + サードパーティ製の JSON 形式の接続に必要となるプロパティを追加しました。
    + リニア バーコードのプロパティ OneBarWidth、FitDevicePixels を追加しました。
    + 中国語用の ToWords 関数を追加しました。
    - ダイアログ コントロールのデータ フィルタリング機能に関するエラーを修正しました。
    - UseFileCache の使用時、一時ファイルが削除されないバグを修正しました。
    - JSON 接続の作成時にデータ ソース名が重複する問題を修正しました。
    - DOCX ドキュメントのインポートに関するバグを修正しました。
    
    [デザイナー]
    + QR コード モジュールの形状を変更する機能を追加しました。
    + デザイナーでバンドを移動する機能を追加しました。
    * SQL クエリ内に指定された名前が正しくない場合に示されるエラー メッセージがよりわかりやすくなりました。
    * 関係エディター ウィンドウのサイズを変更できるようになりました。
    - StartReport および FinishReport イベントの表示に関するバグを修正しました。
    - フォームに Report コンポーネントを追加する際のバグを修正しました。
    - デザイナーで FRX ページに切り替える際のバグを修正しました。
    - DataSource プロパティ エディターのバグを修正しました。
    - .NET 6.0 以降のプラットフォームにおける、デザイナーのメッセージ ウィンドウに関するバグを修正しました。
    - クエリ ビルダーで、テキストが重なる問題を修正しました。
    - Postgres 用クエリ ビルダーにおける、フィールドの名前付けエラーを修正しました。
    - MSChart における、自動作成する系列の凡例の色に関する問題を修正しました。
    - 行列オブジェクトでドラッグ アンド ドロップが正しく動作しない問題を修正しました。
    
    [プレビュー]
    + これまではアイコンが表示されていなかったエクスポート メニューの項目に、アイコンを追加しました。
    
    [エクスポート]
    + Word へのエクスポート時、画質を向上させる機能を追加しました。
    + PDF エクスポートの ZUGFeRD サポートを強化しました。ファイルは現在、最新バージョンの ZUGFeRD に準拠しており、検証に正常に合格しています。
    + ZPL へのエクスポートに横向きページを出力する機能を追加しました。
    + DOCX および XLSX エクスポートと、Microsoft Office 以外のオフィス ソフトウェアとの互換性が向上しました。
    + XLSX 形式への、他のオブジェクトと交差したイメージのエクスポートを改善しました。
    + MS Word へのエクスポート時、フォントを埋め込む機能を追加しました。
    - Excel へのエクスポート後に、一部のファイルを開けなかった問題を修正しました。
    - Word へエクスポートする際の、画像の幅に関するバグを修正しました。
    - Word へのエクスポートで、Paragraphs および MatrixBased モードを使用している場合に System.NullReferenceException が発生する問題を修正しました。
    - XLSX エクスポートにおける、既定のフォント サイズに関するバグを修正しました。
    - 表ベース形式への多角形のエクスポートに関する問題を修正しました。
    - DOCX へのエクスポートで、複数のヘッダー/フッターがある場合に発生するエラーを修正しました。
    - DOCX ドキュメントを OpenOffice で開いた際の、一部のオブジェクトの色に関する問題を修正しました。
    - エクスポートの WYSIWYG プロパティをオフにした場合、画像が欠落するバグを修正しました。
    - DOCX エクスポートで HtmlTags レンダリングを使用すると、余分なスペースが発生する問題を修正しました。
    - PDF エクスポートにおける、ファイルが間違ったフォルダーに作成されるバグを修正しました。
    
    [WebReport]
    + WebReport に CentredAndWrapPages オプションを追加しましたしました。
    - .NET Framework における WebReport の高さに関する問題を修正しました。
    
    [共通]
    + Codabar にスタート/ストップ キャラクタのプロパティ フィールドを追加しました。
    - Avalonia および WPF の DragAndDrop を修正しました。
    - JSON データベースのバインディング スキームに関する問題を修正しました。
    
    [デモ]
    + Demo Center のアイコンを更新しました。
    - Demo Center における、デモ アプリケーションの起動に関するバグを修正しました。
    
    [その他]
    + Avalonia、Core、OpenSource、WPF プラットフォーム向けの Apache Ignite プラグインを追加しました。
    + Google スプレッドシートへの接続を追加しました。
    - JSON データベースへの接続時に発生するバグを修正しました。
    
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