データのフィルタリング
データ バンドに出力する行をフィルター処理するには、そのバンドのエディターを呼び出して[フィルター]タブを表示します。
フィルター式として適切な式を指定できます。式の詳細については、式を参照してください。
上図の例では次のフィルターが使用されます。
[Products.Discontinued] == false
これは Disconnected
フラグが false
であるデータ行がすべて選択されることを意味します。
次のように複雑なフィルター条件を使用することができます。
[Products.Discontinued] == false && [Products.UnitPrice] < 10
これは、Disconnected
フラグが false
であり、かつ価格(UnitPrice
)が 10 未満であるデータ行が選択されることを意味します。
このフィルター処理方法は、データ ソースにすべての行が含まれ、その一部が除外されることを想定しています。データ ソースに大量の行が含まれる場合は、レポートの実行速度が著しく低下する可能性があります。この場合は、SQL クエリをデータ ソースとして使用し、そこから必要なフィルター処理を実行することができます。SQL クエリはデータ サーバー上で実行され、レポートで必要な行のみを返します。
ダイアログ フォームを使用してデータのフィルター処理を実行することもできます。詳細については、ダイアログ フォームを参照してください。