スクリプト システムへのコンポーネントの登録

スクリプトからコンポーネントを参照するには、そのコンポーネントのクラス、プロパティ、およびメソッドをスクリプト システムに登録する必要があります。コードの登録は、FastReport の要件に応じて、コンポーネント コードのファイルと同じ名前の末尾に RTTI を付け加えた名前のファイル（たとえば、次の場合における frxBitBtnRTTI.pas）に置くことができます。クラスの登録や、それらのメソッドおよびプロパティの詳細については、FastScript スクリプト ライブラリのドキュメント参照してください。

uses fs_iinterpreter, frxBitBtn, frxClassRTTI;

type
  TFunctions = class(TfsRTTIModule)
  public
    constructor Create(AScript: TfsScript); override;
  end;

constructor TFunctions.Create(AScript: TfsScript);
begin
  inherited Create(AScript);
  with AScript do
  begin
    { クラスを登録してから、その親を定義する }
    AddClass(TfrxBitBtnControl, 'TfrxDialogControl');
    { 作成したユニットに複数のコモン コントロールがある場合は、ここでそれらを登録できる }
    { 例：AddClass(TfrxAnotherControl, 'TfrxDialogControl'); }
  end;
end;

initialization
  fsRTTIModules.Add(TFunctions);

end.