FastReport VCL Enterprise - クライアント/サーバー レポート ツール
"クライアント/サーバー" テクノロジは、クライアント アプリケーション(要求された情報を照会、分析、表示)とサーバー アプリケーション(複雑な各種計算に関する基本作業を実行)間の相互作用に基づいています。

アプリケーションでクライアント/サーバー テクノロジを使用することには、以下のような多くの利点があります。
- クライアント PC に高いハードウェア要件は不要
- クライアントのアプリケーションとデータベース サーバー間で転送される情報量が少なくなるため、ネットワーク トラフィックが減少する
- 既存のクライアント/サーバーのシステム管理が簡単になる
- 情報保護のレベルが高くなる
ただし、クライアント/サーバー テクノロジには考慮すべき以下のデメリットがあります。
- サーバーとして使用する PC には高いハードウェア要件が必要
- クライアント/サーバー アプリケーションの開発には一定の問題がある
FastReport VCL Enterprise の開発時には、クライアント/サーバー アプリケーションの主要な要件をすべて考慮しました。FastReport VCL Enterprise では以下が可能です。
- クライアントがデータベース サーバーへ直接接続しなくても、クライアントの要求に応じてサーバー側でレポートを実行できます。
- 別々のスレッドで複数のクライアント要求を同時に管理できます。これにより、サーバーの応答時間を最小限に抑えます。
- ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP, RFC 2068 [2])を使用しているので、FastReport VCL Enterprise と共に、Web ブラウザー(Edge、Mozilla Firefox、Safari、Opera など)、プロキシ サーバー、Web サーバー(IIS、Apache、Nginx など)など既存のさまざまなアプリケーションを追加要件なしで使用することができます。
- データ圧縮アルゴリズム(GZip, RFC 1952 [6])を使用できます。これにより、ネットワーク トラフィックが軽減し、クライアント/サーバー処理能力は向上します。
- MIC(Message Integrity Checksum, RFC 1321 [4], RFC 1864 [5])向けの MD5 アルゴリズの使用によって、データ整合性を向上させることができます。
- FastReport VCL レポート ファイルと互換性がある(ただし、いくつかの制限があります)ので、クライアント/サーバー テクノロジを使用するためにアプリケーションを簡単に再設計できます。
- CGI テクノロジに基づくソリューションに比べ、(IIS、Apache またはその他の Web サーバー テクノロジを適用する必要がない)スタンドアロン サーバー アプリケーションは処理能力が高く、応答時間も短く、システム リソースを有効利用することができます。
- HTML ドキュメントを格納および表示するシンプルな HTTP サーバーとして使用できます。SSI(Server Side Include)テクノロジのアプリケーションにより、そのサーバーを Web サイト用エンジンとして使用可能です。
- 接続ログ、エラー ログ、その他システム情報の管理によって、作業の記録を保持し、未承認アクセスの企てやバグを迅速に特定できます。
- 認証および "allow(許可)/deny(拒否)" IP リストの使用により、サーべーへのアクセスを制限できます。
- 1 つのレポートで同時に複数のデータベース接続を使用できます。
- クライアント アプリケーションとサーバー間の相互の通信には FastReport クライアント コンポーネントを使用できます。あらゆる Web ブラウザーも使用できます
- レポートには、レポートを実行する前に値を入力するために使用されるダイアログ フォームを持つことができます。
- サポートされるデータ保存レポートの形式は、HTML、PDF、RTF、XML、XLS、JPEG、および Text です。
- ご利用の Web ブラウザーでのデータ保存レポートの表示にはいくつかのモード(単一ページ ドキュメント、ページ ナビゲーター付きのページ区切り)を使用できます。