レポートのプレビュー
レポートをプレビュー ウィンドウに表示する方法は 2 つあります。TfrxReport.ShowReport
メソッドを呼び出す方法(上述)と、TfrxReport.ShowPreparedReport
メソッドを用いる方法です。2 番目の方法では、レポートの構築は実行されず、完成したレポートが表示されます。つまり、PrepareReport
メソッドを用いてあらかじめレポートを構築しておくか、あるいは、以前に構築されたレポートをファイルから読み込む(完成したレポートの読み込みと保存を参照)必要があるということです。
例:
Pascal:
if frxReport1.PrepareReport then
frxReport1.ShowPreparedReport;
C++:
if(frxReport1->PrepareReport(true))
frxReport1->ShowPreparedReport();
この場合は、まずレポートの構築を終えてから、その後プレビュー ウィンドウにレポートが表示されます。大きなレポートの構築には非常に時間がかかります。そのため、PrepareReport
/ShowPreparedReport
メソッドよりも、等時性のない ShowReport
メソッドを使用することをお勧めします。既定のプレビュー設定は、TfrxReport.PreviewOptions プロパティを用いて割り当てることができます。