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    テキスト オブジェクトによる DB フィールドの表示

    ご覧になったように、テキスト オブジェクトは静的テキストや式を表示するだけでなく、DB からデータを表示することができます。また、それを 2 つの方法で実行できることを見てきました。DB フィールドへのリンクをオブジェクトのテキストに入れる方法と、DataSet プロパティおよび DataField プロパティを使用して、オブジェクトを必要なフィールドに接続する方法です。

    最初の方法は、同じオブジェクトの中に、フィールドの内容と修飾するテキストの両方を表示する場合に適しています。たとえば、次のように指定します。

    Contact person: [frxDBDataSet1."Contact_Person"]

    DB フィールドへのリンクには特別な構文、[datasetname."fieldname"] が必要です。フィールド名(データベース名も同様)にはスペースを含めることができますが、点と引用符の記号の間にスペースがあってはなりません。

    また次のように、式の中でフィールドに計算操作を適用することもできます。

    Length (cm): [<frxDBDataSet1."Length_in"> * 2.54]

    角かっこと山かっこの使い方に注目してください。オブジェクトのテキスト内の式を区切る場合は、角かっこが既定で使用されるということを覚えておいてください。

    状況によっては、角かっこをほかの開く/閉じるの文字のペアに置き換えることができます(「テキスト オブジェクトによる式の表示」セクションを参照してください)。

    山かっこは式の内側で、FastReport の変数や DB フィールドを正確に記述するために使用されます。論理的には、次のように記述する必要があります。

    Contact person: [<frxDBDataSet1."Contact_Person">]

    次の書き方ではいけません。

    Contact person: [frxDBDataSet1."Contact_Person"]

    しかしながら、FastReport では、式に変数もしくは DB フィールドが 1 つしか含まれていない場合には山かっこがなくてもかまわないため、これらの表記はどちらも正しいことになります。それ以外の場合はすべて、次のように山かっこが必要です。

    Length (cm): [<frxDBDataSet1."Length_in"> * 2.54]

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