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    表の形式によるデータの表示

    データを枠線付きの表の形式で表示することが必要になる場合があります。このタイプの 1 例として、価格表があるかもしれません。このようなレポートを FastReport で作成するために必要なのは、データ バンドに配置されたオブジェクトの罫線を有効にすることだけです。例を使って、いくつかの異なる罫線の例を説明しましょう。

    次のようなレポートを作成します。

    バンド上にテキスト オブジェクトを並べて配置し、バンドの高さを最小にします。

    最初の、最もシンプルな型の表は、セルに全枠線が付いているものです。これを行うには、すべてのオブジェクトのすべての罫線(Frame.Typ プロパティにある)を有効にします。

    次の枠組みの型では、セルの横方向の罫線のみ、または縦方向の罫線のみを描画します。この場合もやはり、Frame.Typ プロパティを介して行います。

    最後に、表の外枠のみを描画するには、レポートを変更する必要があります。

    2 つのテキスト オブジェクトが追加されていることがわかります。1 つはページ ヘッダー バンドに、もう 1 つはページ フッター バンドに追加されています。データ バンドの縁に沿って、オブジェクトの適切な罫線を有効にします。そうすると、レポートは次のようになります。

    上の例はすべて、固定サイズのバンドを含んでいました。しかし、バンドが引き伸ばされる場合には、どのようにして表を表示できるでしょうか?例を使って、その方法を説明しましょう。

    新しいフィールド(Bio."Notes" の複数行テキスト)をレポートに追加します。既に学んだように、このオブジェクトと、このオブジェクトが配置されているバンドの両方の Stretch プロパティを有効にする必要があります。そうすると、テキスト オブジェクト内のテキストのサイズに応じて、バンドの高さが変わるようになります。

    生成されたレポートは次のようになります。

    これは、必要とするものとは少し違います。隣接するオブジェクトの罫線も同様に引き伸ばされたら、もっと見栄えがするでしょう。FastReport では、この問題を簡単に解決できます。

    引き伸ばされるすべてのオブジェクトについて、オブジェクト インスペクターで StretchMode プロパティを smMaxHeight に設定します。FastReport コアは、最初にバンドの最大の高さを計算し、その後、引き伸ばしが有効になっているオブジェクトをバンドの下端まで引き伸ばします。オブジェクトと一緒にオブジェクトの罫線も引き伸ばされるため、レポートの外観は次のように変わります。

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