テキスト オブジェクトの HTML タグ

テキスト オブジェクトは、いくつかの簡単な HTML タグを理解します。オブジェクトのテキスト内にタグを置くことができます。タグは、既定では無効になっています。有効にするには、オブジェクトのコンテキスト メニュー内の［HTML タグを許可］をオンにするか、またはオブジェクト インスペクターで AllowHTMLTags プロパティを有効にします。

サポートされるタグの一覧を次に示します。

タグ	意味
<b>	テキストを太字にする
<i>	テキストを斜体にする
<u>	テキストに下線を引く
<sub>	下付き文字にする
<sup>	上付き文字にする
<font color>	フォントの色
<nowrap>	WordWrap が有効であってもテキストを分割しない。テキスト全体が次の行へ移動されます。

ほんのわずかなタグしかサポートされないので注意してください。しかし、ほとんどのアプリケーションには、これで十分なはずです。HTML タグを使って、フォントのサイズや名前を変更することはできません。

次の例は、これらのタグの使用方法を示しています。

text <b>bold text</b> <i>text in italic</i> <b><i>bold and in italic</b></i>
E = mc<sup>2</sup>
A<sub>1</sub> = B<sup>2</sup>
this is a usual text, <font color=red>and this is a red one</font>
this is a usual text, <font color="#FF8030">and this is an orange one</font>