データ アクセス コンポーネント
通例、ほとんどのレポートは、DB から供給されたデータに基づいています。Delphi は、DB データにリンクするためのさまざまなコンポーネントを提供しています。FastReport はこれらのリンクを利用します。ここでは、レポートのデータ ソースとして TTable
および TQuery
コンポーネントを使用する方法について検討しますが、一般的に、任意の TDataSet
の子孫を使用することができます。
これとは別に、FastReport のレポートには、実行時に作成および構成することができる独自のデータ アクセス コンポーネントを含めることができます。FastReport におけるデータ アクセスの原則は、Delphi 環境で使用される原則とほとんど同じです。Delphi と同様に、コンポーネントはダイアログ フォームに配置され、そのプロパティはオブジェクト インスペクターで設定されます。
コンポーネントのデザインは非常に柔軟で、別のデータベース エンジンをサポートするための新しいコンポーネントを簡単に作成することができます(『Developer Manual』を参照してください)。