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    入れ子のレポート(サブレポート)

    ときに、デザイン内の特定の場所に追加データのブロックを含んでいるような、非常に複雑なレポートが必要になることがあります。このようなレポートの多くは、FastReport のバンドの配列を用いてデザインできますが、入り組んだものになりすぎることもたまにはあります。そのような場合には、サブレポート オブジェクト を使用する必要があります。

    サブレポート オブジェクトがデザインに挿入されると、FastReport はそのサブレポートに接続された新しいページを自動的に追加します。そのような入れ子のレポートは、デザイン構造の点では複数ページのレポートに似ています。唯一の違いは、入れ子のレポートは基本デザイン ページの後ではなく、そのページの特定の場所に表示されることです。

    このレポートの出力時、レポート エンジンはサブレポート オブジェクトを見つけるとすぐに、接続されているサブレポート ページをそっくりそのまま出力します。その後、基本デザイン ページの残りの出力を続行します。

    さらに、サブレポート オブジェクトをサブレポート デザイン ページに挿入して、入れ子の深さを増すこともできます。入れ子レポートの例は、デモ プログラムの "Subreports" レポートにあります。

    FastReport のサブレポートを使用する能力によって、データの入れ子の深さを増やすことができることは知っておくべきです。サブレポート オブジェクトの代わりに詳細データ バンドが使用される場合、FastReport におけるデータ レベルの数は 6 に制限されるということを覚えておいてください。

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