Outline オブジェクト
このオブジェクトは、プレビューされたレポート内の "レポート ツリー" コントロール要素を表します。
アウトラインは、完成したレポートのツリーのような構造を表示します。ツリー ノードをどれでもクリックすると、プレビュー ウィンドウが、このノードを表示するページへジャンプします。アウトラインを表示するには、プレビュー ウィンドウのツール バーにある ボタンをクリックするか、または
Report.PreviewOptions.OutlineVisible
プロパティを True に設定することによって、アウトラインを有効にする必要があります。アウトラインの幅(ピクセル単位)も同様に、Report.PreviewOptions.OutlineWidth
を使って設定できます。
Outline
のメソッドは以下のとおりです。
メソッド | 説明 |
---|---|
procedure AddItem(const Text: String) |
現在のツリーの位置に、"Text" という名前の要素を追加します。現在のレポート ページとそのページ上の位置が要素にリンクされます。 |
procedure LevelRoot |
ツリー内の現在の位置をルート レベルへ移動させます。 |
procedure LevelUp |
ツリー内の現在の位置を 1 つ上のレベルへ移動させます。 |