クエリの構築
FastQueryBuilder を使用して、クエリを視覚的に構成することができます。FastQueryBuilder は、FastReport の Professional 版および Enterprise 版に含まれています。あるいは、独立した製品として購入可能です。クエリ ビルダーは、SQL 言語でクエリを視覚的に構築します。ビルダーを図解します。
1 - ツール バー
2 - ビルダーの作業領域
3 - 使用可能なテーブルの一覧
4 - 選択したテーブルのフィールド プロパティ
ツール バー:
- SQL ファイルを開きます
- クエリをファイルに保存します(クエリ ダイアグラムも同様にファイルに保存されます)
- ビルダーの作業領域を消去します
- [OK]ボタン。保存してビルダーを終了します
- [キャンセル]ボタン。保存しないでビルダーを終了します
ビルダーの作業領域と使用可能なテーブルの一覧は、ドラッグ アンド ドロップをサポートしています。つまり、マウスを使ってテーブルを作業領域にドラッグすることができます。あるいは、使用可能なテーブルの一覧で、テーブルをダブルクリックします。
テーブルのフィールドをクエリに含めるには、フィールド一覧でそれを選択します。
選択したフィールドが、フィールド プロパティ領域(4)に表示されます。
Visible
:出力にフィールドが表示されるかどうかWhere
:フィールドの選択条件。例:'> 5'Sort
:フィールドの並べ替え方向Function
:フィールドに適用される関数Group
:フィールドに基づくグループ化
作業領域(2)内のテーブル間でフィールドをドラッグすると、結合線が現れます。フィールドを結合するとき、結合されるフィールドの型の互換性が確認されます。ビルダーは、型の互換性がないフィールド間の結合を防ぎます。結合パラメーターを変更するには、結合線の上にカーソルを置いて右クリックし、[Link options]項目を選択します。[Link Options]ダイアログが開き、そこで下図のように結合を構成することができます。