pvdbpass
説明
pvdbpass を使用すると、ユーザーは管理者の介入なしでセキュリティで保護されたデータベースのパスワードを変更することができます。
概要
このツールは次の構文でパスワードの入力を求めます。
pvdbpass database username [-server name] [-port number]
この構文には旧パスワードと新しいパスワードが含まれます。
pvdbpass database username password newpassword
[-server name] [-port number]
オプション
database | username が定義されているデータベース(データベース名またはサーバー DSN)。 |
username | パスワードを変更しようとするユーザー。 |
password | ユーザーの現在のパスワード。パスワードを変更するには、元のパスワードを指定する必要があります。パスワードはパラメーターとして指定することもできますし、指定せずに入力を求めることもできます。 |
newpassword | ユーザーの新しいパスワード。パスワードの制限の詳細については、『 Advanced Operations Guide』の 「識別子の種類別の制限」を参照してください。 メモ:新しいパスワードがアルファベット以外の文字で始まる場合は、パスワードを一重引用符で囲む必要があります。現在のパスワードがアルファベット以外の文字で始まる場合は、パスワードを一重引用符で囲まないでください(例を参照してください)。 |
-server name | 省略可能。データベースが定義されているサーバー名。このオプションが指定されていない場合は、ローカル マシンと見なされます。 |
-port number | 省略可能。 servername 上で動作している SQL エンジンが受信待ちしている TCP ポート。このオプションが指定されていない場合は、デフォルト ポート 1583 と見なされます『 Getting Started with Zen』の 「デフォルトの通信ポートの変更」も参照してください。 |
例
Master ユーザーのパスワードを変更するためにプロンプトを表示する場合は、次のように記述します。
pvdbpass demodata Master
現在のパスワードを英文字で始まらないパスワードに変更する場合は、次のようにします(一重引用符を使用します)。
pvdbpass demodata Joe oldpassword '123'
リモート サーバー上のパスワードを変更する場合は、次のように記述します。
pvdbpass demodata Joe oldpass newpass -server finance1