初めての実行
PreEmptive Protection - DashO ユーザー インターフェイスの起動
インストールされている起動ツールを使用して、PreEmptive Protection - DashO ユーザー インターフェイスを起動します。
- Windows®:スタート メニューまたはスタート画面で
PreEmptive Protection - DashO X.yを検索します。 - macOS:
LaunchpadからPreEmptive Protection - DashO X.yをクリックします。 - Linux:アプリケーション一覧で
PreEmptive Protection - DashO X.yを検索します。
メモ:特定の JVM で DashO を起動するように構成するには、下記の起動ツールの構成セクションを参照してください。
また、インストール ディレクトリで dashogui[.bat] を実行して起動することもできます。詳細については、コマンド ライン インターフェイス ページを参照してください。
このユーザー インターフェイスについては、ユーザー インターフェイス リファレンスに説明されています。インターフェイスを使用してプロジェクトを作成したら、そこから、またはコマンド ラインからプロジェクトを実行できます。
起動ツールの構成
メモ:DashO インストール ディレクトリ内のファイルを編集するには、管理者特権が必要となることがあります。
Windows および Linux
Windows および Linux では、DashO ユーザー インターフェイスは dashogui[.bat] を使用して起動されます。dashorc[.bat] にはカスタム オプションを設定できます。詳細については、コマンド ライン インターフェイス ページを参照してください。
dashorc[.bat] または環境に変数 DASHO_JAVA_HOME を設定することにより、DashO を特定の JVM で起動するよう構成することができます。この変数の値は、目的の Java インストールのパスにする必要があります。たとえば、Windows の場合は C:\Program Files\Java\jdk-9.0.4、Linux の場合は /usr/java/jdk-9.0.4 のように指定します。
macOS
macOS では、DashO ユーザー インターフェイスはネイティブの起動ツールを使用します。この起動ツールは、インストール ディレクトリにある PreEmptive Protection - DashO X.y.cfg ファイルを編集することにより構成できます。
このファイルを編集するには管理者特権が必要です。ターミナル ウィンドウで次のように実行することにより、nano テキスト エディターを使用してファイルを編集できます。
sudo nano -w /Applications/PreEmptive\ Protection\ -\ DashO\ X.y.app/Contents/Java/*.cfg
次のプロパティを構成することができます。
app.runtime- DashO がランタイム環境として使用する、特定の Java インストールへのパス。 たとえば、/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-9.0.4.jdkとします。[JVMOptions]/[JVMUserOptions]- Java 固有のオプション。- JVM の開始ヒープ サイズを指定するには、
[JVMUserOptions]に-Xmsオプションを追加します。 例:-Xms=512mを指定すると、512 メガバイトの開始ヒープ サイズが割り当てられます。 - JVM の最大ヒープ サイズを指定するには、
[JVMUserOptions]に-Xmxオプションを追加します。 例:-Xmx=2048mを指定すると、2048 メガバイトの最大ヒープ サイズが割り当てられます。 - JVM のスタック サイズを指定するには、
[JVMUserOptions]に-Xssオプションを追加します。 例:-Xss=1mを指定すると、1 メガバイトのスタック サイズが割り当てられます。
- JVM の開始ヒープ サイズを指定するには、
[ArgOptions]- DashO に渡す特定の引数(--verboseや--printStackTracesなど)。
メモ:macOS で
app.runtimeを設定する場合には、パスのContents/Homeの部分を含めないでください。
インストール ディレクトリ
DashO のドキュメントは {DashO のインストール ディレクトリ}を参照します。これは、DashOPro.jar が格納されているディレクトリです。既定のインストール ディレクトリは、オペレーティング システムによって異なります。
- Windows:
C:\Program Files\PreEmptive Solutions\PreEmptive Protection - DashO X.y\app - macOS:
/Applications/PreEmptive Protection - DashO X.y.app/Contents/Java - Linux:
/opt/PreEmptive_Protection_DashO_X_y/app
メモ:
.zipまたは.tar.gzファイルを展開してインストールした場合には、これはファイルを展開した場所を指します。
PreEmptive Protection - DashO の登録
初めて製品を使用するとき、登録手続きをガイドするダイアログが表示され、登録を求められます。購入の確認メールまたは評価の承認メールを介して提供されたシリアル番号を使用して、登録フォームに必要事項を記入します。必須フィールドに有効な情報が入力されるまで、それらの欄は強調表示されます。
Web へのアクセスにプロキシ サーバーを使用する場合は、その情報も入力する必要が生じるかもしれません。一般に、DashO はオペレーティング システムからプロキシ情報を取得するので、お客様は[登録]をクリックするだけで済みます。
登録が送信された後、DashO はカスタマー フィードバック プログラムへの参加を要求します。DashO の評価中である場合は、自動的に登録されます。
お客様のインストールの確認メールをお送りします。
メモ:PreEmptive Solutions のサポート部門には、電話番号 +1.440.443.7200 内線 2、または電子メール support@preemptive.com で連絡できます。シリアル番号は
Aboutダイアログ ボックスに表示されます。
PreEmptive Protection - DashO に関する FAQ
DashO に関する最新の FAQ は、オンラインの www.preemptive.com/products/dasho/FAQ.html(英語)で参照できます。