クライアント用のネットワーク通信の設定
 
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クライアント用のネットワーク通信の設定
PSQL Client のネットワーク通信の設定方法
PSQL アプリケーションが実行されているコンピューターからネットワーク ファイルにアクセスするためには、そのコンピューターで適切なクライアント リクエスターを使用する必要があります。アプリケーションで行う PSQL 呼び出しはクライアント リクエスター経由でサーバーに送られた後、その結果がアプリケーションに返されます。
通常、PSQL サーバーとクライアントは、デフォルトのプロパティ設定により、互いに通信したり正常に動作したりすることができます。通常はプロパティを変更する必要はありませんが、デフォルト以外の設定が必要な場合は、以下のセクションを参照してください。
クライアント ネットワーク通信設定
PSQL リクエスターでサポートするネットワーク パスの形式
IPv6
TCP/IP を使用した Windows サーバーへの接続
SPX を使用した Windows サーバーへの接続
デフォルトの通信ポートの変更
Windows クライアントから Linux サーバーまたは OS X サーバーへの TCP/IP を使用した接続
データのエンコード
DOS リクエスターの使用
Windows 上での DOS ボックスのサポート
クライアント ネットワーク通信設定
このセクションでは、PSQL クライアントによって使用されるネットワーク通信用の設定について説明します。これらの設定の変更は、コマンド ライン ユーティリティまたは PCC 内のエンジン プロパティを使用して行うことができます。
各設定の詳細については、『Advanced Operations Guide』で説明しています。以下のネットワーク通信用のプロパティについては、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
自動再接続の有効化(Windows のみ)
サポート プロトコル
接続タイムアウト
PSQL リクエスターでサポートするネットワーク パスの形式
リクエスターを使用しているときは、PSQL サーバー エンジンに接続してデータ ファイルにアクセスします。このセクションでは、Btrieve または DTI アプリケーションを使用してネットワーク上のファイルにアクセスする際に使用できる、さまざまなネットワーク ファイルの構文を紹介します。
PSQL では、多くの操作環境で、UNC(Universal Naming Convention)およびドライブ パス形式(明確かつ最新)が使用できます。
パス形式についての詳細は、以下のセクションを参照してください。
UNC(Universal Naming Convention)パス形式
ドライブ ベースの形式
Linux または OS X パス形式
OS X のネイティブな SMB ファイル共有
お客様がアプリケーション開発者である場合は、URI 接続文字列をサポートする Btrieve API などの特定のアクセス方法についても留意してください。URI 文字列の詳細については、『PSQL Programmer's Guide』のデータベース URI を参照してください。『Btrieve API Guide』の Create(14)Open(0) および Login/Logout(78) を参照してください。
UNC(Universal Naming Convention)パス形式
以下の UNC パス形式は、すべてのクライアントからすべてのサーバーへのパス表記に対応しています。
\\ServerName または<IP アドレス>\share\path\file
\\ServerName または<IP アドレス>\share:[\]path\file
UNC 構文は、ターゲット サーバーで実行しているネットワーク オペレーティング システム(NOS)の実際の種類に関係なく、正しく解決されます。IP アドレスを使用する場合は、ドット付き表記の IPv4 アドレス、または IPv6 用にサポートされる 2 つの形式のうちのいずれか 1 つを使用してください。IPv6 アドレスを参照してください。
メモ: 上記のすべてのインスタンスで、円記号(\)はスラッシュ(/)に置き換えることができます。ただし、2 重の円記号(\\)は除きます。構文中の[\]は、その円記号が省略可能であることを意味します。
ドライブ ベースの形式
以下のドライブ表記は、すべてのクライアントからすべてのサーバーへのドライブ表記に対応しています。
drive:file
drive:[
\]path\file
file
[
\]path\file
..
\file
Linux または OS X パス形式
Samba を使用する Linux サーバーが受け取るパスは、相対的な優先順序で次のように処理されます。
共有名
\\server\sharename\path
smb.conf ファイルでは、共有名を受け付けるよう設定する必要があり、そうしない場合は次のセクションで説明する絶対パスがデフォルトで設定されます。
絶対パス
\\server\absolute_path
smb.conf ファイルが適切に設定されていない、またはターゲット サーバー上で見つからない場合は、絶対パスを使用します。
PSQL の Linux 版または OS X 版の詳細については、Linux および OS X での PSQL の使用を参照してください。
OS X のネイティブな SMB ファイル共有
OS X サーバーでは、サード パーティ製のパッケージ以外にも Samba 共有を有効にする方法があります。OS X は、smb.conf ファイルを使わないネイティブな SMB 形式の共有をサポートしています。[システム環境設定]>[共有]を選択するか、sharingコマンドを使用して、共有を設定したり、既存の共有を表示したりすることができます。
IPv6
PSQL がサポートするアクセス方法を使用した PSQL Client は、IPv4 の場合と同様に IPv6 を使用して PSQL データベース エンジンを実行している IPv6 ホストへ接続します。つまり、Pervasive PSQL Client はサポートされるアクセス方法の 1 つを介してサーバーを指定し接続します。サーバーの指定は、PSQL Server または Workgroup が実行されているマシンのマシン名または IP アドレスのどちらを用いても可能です。
PSQL では ActiveX を除くすべてのアクセス方法で IPv6 接続をサポートします。いくつかのアクセス方法は Windows 専用のものですが、Windows と Linux または OS X の組み合わせによるクライアント/サーバーで使用することができます。
このセクションでは IPv6 の以下の点について説明します。
IPv6 アドレス
IPv6 と MicroKernel エンジン
IPv6 とリレーショナル エンジン
Linux および OS X での IPv6
IPv6 についてよく寄せられる質問
IPv6 アドレス
未加工の IPv6 アドレスは、コロンで区切られた 8 個のセグメントで構成されます。各セグメントは 4 桁の 16 進数値として記述できます。たとえば、「1234:5678:90ab:cdef:1234:5678:90ab:cdef」と表記されます。このフレームワーク内では、IPv6 名のいくつかの形式が利用可能です。
数値 による IPv6 アドレスに対する推奨事項
一般に、数値の IPv6 アドレスは IPv4 アドレスよりも複雑で扱いが困難です。数値によるリンク ローカル アドレスには問題があり、特にゾーン ID に関しては顕著です。
そのような理由から、特に実稼働環境では、アドレス解決に DNS サーバー、LLMNR、ホスト ファイル、または他の手段でホスト名を使用することをお勧めします。PSQL による数値の IPv6 アドレスのサポートは、主に開発環境での使用を目的としています。IPv6 数値アドレスは状況によって角カッコ([ ])が必要となることが多いので、数値のアドレスが必要な場合、かっこが不要と確信できないかぎりは追加するようにしてください。
ユニキャスト アドレス
PSQL がサポートするのはユニキャスト アドレスのみです。PSQL で使用できるユニキャスト アドレス形式は以下のとおりです。
表 3 PSQL でサポートする IPv6 ユニキャスト アドレス形式
ユニキャスト アドレス形式
説明
ループバック
ローカル ループバック アドレス。これは IPv6 では 0:0:0:0:0:0:0:1 と表記されます。このループバック アドレスは ::1 と省略表記することもできます。
IPv6 のループバック アドレスは、IPv4 のループバック アドレス 127.0.0.1 に相当します。
グローバル
グローバル アドレスは 64 ビット プレフィックスを持ちます。先頭から 3 ビットは常に 001 で、次の 45 ビットはグローバル ルーティング プレフィックス、その次の 16 ビットにはサブネット ID が設定され、最後の 64 ビットはインターフェイス ID となります。
例:2001:db8:28:3:f98a:5b31:67b7:67ef
リンク ローカル
リンク ローカル アドレスは、同じリンク上の近隣ノードと通信を行う際にノードによって使用されます。リンク ローカル アドレスは 64 ビット プレフィックスを持ちます。先頭から 10 ビットには 1111 1110 10、次の 54 ビットには 0 が設定され、最後の 64 ビットはインターフェイス ID となります。このリンク ローカル アドレスのプレフィックスはたいてい FE80::/64 と表します。
例:fe80:0:0:0:713e:a426:d167:37ab(これは fe80::713e:a426:d167:37ab と指定することもできます)。
IPv6 と MicroKernel エンジンも参照してください。
IPv6 アドレスの修飾子
IPv6 にはアドレス修飾子が含まれています。この修飾子はショートカットとして機能したり、また詳細な宛先の指定に用いたりすることができます。PSQL は IPv6 に以下の修飾子をサポートします。
修飾子
説明
::
1 つ以上のゼロがコロンで区切られていることを表します。たとえば、::1 は 0:0:0:0:0:0:0:0:1 に相当します。この修飾子 :: は IPv6 アドレス内で 1 回のみ使用できます。
%
宛先ノードのゾーン ID またはインターフェイスを表します。Windows の場合、ゾーン ID は IPv6 トラフィックの宛先のゾーンを指定する整数値です。ゾーン ID は主にリンク ローカル アドレスで使用され、そのアドレスを明確にします。
Linux ディストリビューションでは、リンク ローカル アドレスのテキスト形式のゾーン ID のみをサポートします。たとえば、eth0 fe80:0:0:0:713e:a426:d167:37ab というように ゾーン ID の "eth0" 形式を使用する必要があります。制限と条件も参照してください。
IPv6 と MicroKernel エンジンを参照してください。
アドレスの表記
PSQL は IPv6-literal.net 名(Windows の場合)、および角かっこ([])で囲まれた IPv6 アドレス(Windows、Linux、および OS X の場合)をサポートします。
IPv6-literal.net 名
ipv6-literal.net 名は以下に示す 3 つの変更を施した未加工の IPv6 アドレスです。
":" は "-" に置き換えられます。
"%" は "s" に置き換えられます。
アドレスの末尾に ".ipv6-literal.net" が追加されます。
当初のアドレス
fe80::713e:a426:d167:37ab%4
2001:db8:28:3:f98a:5b31:67b7:67ef
変更されたアドレス
fe80--713e-a426-d167-37abs4.ipv6-literal.net
2001-db8-28-3-f98a-5b31-67b7-67ef.ipv6-literal.net
メモ: Linux および OS X ディストリビューションは IPv6-literal.net 名をサポートしていません。
かっこ付き IPv6 アドレス
かっこ付き IPv6 アドレスとは角かっこで囲まれた未加工の IPv6 アドレスです。この形式は UNC(Uniform Naming Convention)で正しく動作するアドレスとしても参照されます。
例:
当初のアドレス
fe80::713e:a426:d167:37ab%4
2001:db8:28:3:f98a:5b31:67b7:67ef
変更されたアドレス
[fe80::713e:a426:d167:37ab%4]
[2001:db8:28:3:f98a:5b31:67b7:67ef]
メモ: Linux および OS X ディストリビューションは、UNC パスや UNC で正しく動作するアドレスをネイティブにはサポートしません。ただし、ファイル パス、数値アドレス、またはその両方を入力として受け付ける PSQL インターフェイスは、Linux および OS X 上で UNC パスおよび UNC で正しく動作するアドレスをサポートするので、Windows との互換性を保つことができます。
IPv6 と MicroKernel エンジン
MicroKernel エンジン で IPv6 を使用する際の制限事項を次の表に示します。
表 4 MicroKernel エンジンの IPv6 の制限事項
制限事項
説明
UNC パスでは、(IPv6 アドレスでは使用可能な)コロンなど特定の文字を使用することはできません。
未加工の IPv6 アドレスを使用しないようにします。可能な場合には、ホスト名を使用してください。アドレスの表記および数値 による IPv6 アドレスに対する推奨事項を参照してください。
URI または UNC で未加工の IPv6 アドレスを使用する場合、その IPv6 アドレスには角かっこが必要です。
未加工の IPv6 アドレスは、URI または UNC で使用する場合は角かっこで囲む必要があります。これはその IPv6 アドレスが省略表記されているかどうかにかかわらず必要です。
例:
btrv://czjones@[2001:b1::23]/demodata
btrv://abanderas@[2001:12:34:56:78:90:12:23]/demodata
\\[2001:12:34:56:78:90:12:23]\acctsvr1\Domestic\file.mkd
IPv6 アドレスを角かっこで囲まなかった場合、URI を使用した Btrieve 呼び出しにはステータス コード 3014 または 3103 が返され、UNC を使用した Btrieve 呼び出しにはステータス コード 11、94 または 170 が返されます。
URI で、サーバー アドレスにゾーン ID を含める場合、ゾーン ID 文字 "%" は "%25" でエスケープする必要があります。
IPv6 アドレスを含めた btrv:// 接続を使用する場合、ホスト名に対するゾーン ID をエスケープする必要があります。通常、ゾーン ID は数値による IPv6 リンク ローカル アドレスで必要です。
例:
UNC で正しく動作するアドレスは次のように表記されます。
btrv://@[fe80::20c:29ff:fe67:2ee4%4]
このアドレスは、次のように変更されます
btrv://@[fe80::20c:29ff:fe67:2ee4%254]
オペレーティング システムに応じた制限
制限と条件を参照してください。
IPv6 とリレーショナル エンジン
IP アドレスにポート番号を含める必要があるのは、デフォルトのポートを上書きする場合のみです。一般に、ポート番号はコロン(:ポート番号)またはドット(.ポート番号)を用いて IP アドレスに追加されます。
UNC で正しく動作する名前(アドレスの表記を参照)には、ポート番号を追加できます。
Linux および OS X での IPv6
これまでに述べた IPv6 に関する内容は、すべて Linux および OS X ディストリビューションにも適用されます。以下のセクションでは、IPv6 を Linux および OS X で使用した場合に限り適用される情報について説明します。
推奨されるディストリビューション
オペレーティング システムにおける IPv6 の完全サポートは比較的最近の機能です。このような理由から、最新の Linux および OS X ディストリビューションを使用することをお勧めします。弊社の Web サイトで、Linux および OS X ディストリビューションの一覧を参照の上、最新バージョンのディストリビューションを使用してください。
制限と条件
IPv6 を Linux または OS X で使用する場合は、以下の制限事項や条件に留意してください。
Linux の ping コマンドには IPv4 用(ping)と IPv6 用(ping6)があります。リンク ローカル アドレスで ping6 を使用する場合、ゾーン ID はアドレスの一部ではなく独立した引数です。たとえば、次の ping6 コマンドのゾーン ID は "eth0" です。ping6 -I eth0 fe80::1574:833f:b328:30ab.
既に説明したように、Linux 自身はサポートしていなくても、Linux 上で実行する PSQL インターフェイスは UNC パスや UNC で正しく動作するアドレスをサポートします。オペレーティング システム レベルで操作を行う場合、これは混乱の原因となります。たとえば、butil -stat //[fe80::1574:833f:b328:30ab%eth0]/DemodataShare/BILLING.MKD という butil のコマンドを実行したときに、なんらかの理由でネットワーク エラーを受け取ったとします。
その場合、次のような Linux コマンドでエラーの診断を試そうとするかもしれません。
ping [fe80::1574:833f:b328:30ab%eth0]
ping6 [fe80::1574:833f:b328:30ab%eth0]
ping6 fe80::1574:833f:b328:30ab%eth0
しかし、これらのコマンドはすべて、アドレスに角かっこが付けられていたり、ゾーン ID が追加されていたりすることが原因でエラーとなり、"Unknown Host"(不明なホスト)や "Invalid Argument"(不正な引数)が返されます。ネットワーク接続が実際に存在する場合は、それに対して ping6 -I eth0 fe80::1574:833f:b328:30ab という表記を使用する必要があります。
マウント コマンドは IPv6 数値アドレスでのゾーン ID を受け付けません。リンク ローカル アドレスはマウントで使用することはできません。IPv6 アドレスに解決するホスト名を使用することができます。
最良実施例
IPv6 を Linux または OS X で使用する場合は、次のような方法をお勧めします。
PSQL クライアントがサーバー上のデータベース エンジンへ接続するときに、pvnetpass を使用して、その PSQL クライアント プラットフォームからサーバーに対して必要な資格情報を確実に提供するようにしてください。同じサーバーであっても、異なるサーバー アドレスでそのサーバーへ接続する場合はその接続ごとに pvnetpass が必要です。たとえば、ホスト名と IPv6 数値アドレスで同じサーバーを参照するとします。この場合、それぞれの接続ごとに pvnetpass を使用する必要があります。『PSQL User's Guide』の pvnetpass を参照してください。
IPv6 についてよく寄せられる質問
次の表では、IPv6 のサポートと PSQL についてよく寄せられる質問(FAQ)の回答を記載しています。
表 5 IPv6 サポートと PSQL についての FAQ
質問
回答
IPv4 と IPv6 が共存するネットワーク環境は PSQL ユーザー カウントに影響がありますか?
いいえ。PSQL Server または Workgroup は、同じクライアント コンピューター セッションから受信する一意のプロトコル(TCP/IP および SPX など)ごとに 1 つのユーザー カウントを使用します。IPv4 および IPv6 はアドレス形式は異なりますがいずれも TCP/IP です。
PSQL クライアントが IPv4 と IPv6 の両方のアドレスを持つので、ライセンスがいくつ必要か混乱を招きませんか?
いいえ。これは新しい状況ではありません。これまでにも、クライアントが複数の IPv4 アドレスを持つことがありました。PSQL は識別する 1 台のマシンのすべてのアドレスを認識することで、その状況を処理しています。Pervasive PSQL は複数の IP バージョンを使用する複数のアドレスを同じロジックに従って処理します。
IPv6 と License Administrator の使用でなにか制限がありますか?
はい。PSQL ライセンス サーバーはまだ IPv6 をサポートしていません。このため、IPv6 上で License Administrator を使用しライセンスを管理することができます。ただし、License Administrator でライセンスを認証するには、IPv4 を使用するマシン上でその License Administrator ユーティリティを実行してPSQL ライセンス サーバーと通信する必要があります。
IPv6 を使用することで、DSN の使用に何らかの変更がありますか?
いいえ、DSN は今までどおり使用できます。DSN の作成時、IPv6 数値アドレスはかっこの有無に関係なく使用できます。『ODBC Guide』の DSN のセットアップおよび接続文字列を参照してください。
PSQL System Analyzer では今後も接続をテストできますか?
はい、IPv6 アドレスをテストできます。トランザクション エンジンのテストでは、マップされたドライブ、または samples フォルダーへの UNC パスが必要です。UNC パスで使用する IPv6 数値アドレスはかっこで囲む必要があります。『PSQL User's Guide』の PSQL System Analyzer(PSA)を参照してください。
自動再接続機能の PSQL 自動再接続(PARC)を IPv6 で使用できますか?
はい。『Advanced Operations Guide』の PSQL Auto-Reconnect を参照してください。
仮想マシン環境で PSQL は IPv6 をサポートしますか?
はい。
[リッスン IP アドレス]設定に複数のアドレスを設定することはできます?
はい。『Advanced Operations Guide』のリッスン IP アドレスを参照してください。
どのようなユーティリティで IPv6 がサポートされますか?1
DDF Builder、Function Executor、License Administrator、Monitor、PCC、PSA、および Rebuild。
どのようなコマンド ライン インターフェイス(CLI)ユーティリティで IPv6 がサポートされますか?1
bcfg、bmon、butil、clilcadm、clilcadm64、pvdbpass、pvddl、pvnetpass、rbldcli2、および w64clilcadm。
1 ユーティリティによっては UNC パス形式を受け付けるものもありますが、そのパス形式は、オペレーティング システム、ファイル システム、またはファイル共有プロトコルに対して有効ではない可能性があります。
2 rbldcli の適切な操作のため、その一部は直接ファイル アクセスに依存します。rbldcli コマンドで指定されたファイル パスは、オペレーティング システムのファイル システムから、または Windows のファイル共有や Samba などのファイル共有プロトコルからも直接アクセスできる必要があります。rbldcli 用の有効なファイル パスを検証する方法の 1 つは、"dir" または "ls" などのオペレーティング システム コマンドでそのパスが動作するかどうかを確認することです。
TCP/IP を使用した Windows サーバーへの接続
このセクションは、Windows サーバー プラットフォーム上で実行している PSQL サーバーへの接続に TCP/IP を使用する場合について説明します。
サーバーの IP アドレスをクライアントに設定
TCP/IP ネットワークで PSQL を操作する場合、クライアントは、Windows サーバーに割り当てられた名前からそのサーバーの IP アドレスを取得できなければなりません。IP アドレスから名前への変換を可能にする 2 つの方法があります。
DNS(Domain Naming Service)
hosts ファイルの編集
以下に、上記のそれぞれの方法を使った IP アドレスのセットアップ方法の概要を示します。ネットワーク構成および設定のセットアップの詳しい説明については、オペレーティング システムのドキュメントを参照してください。
DNS を使ったサーバーの IP アドレスの設定
DNS を使用する場合は、お使いのコンピューターがサーバーのデータベース内でサーバーのアドレスを検索できるよう設定します。DNS の設定に必要な情報はネットワーク管理者に確認してください。
DNS を使ってサーバーの IP アドレスを解決するよう Windows クライアントを設定するには
1 オペレーティング システムから、ネットワーク情報にアクセスします。
2 ローカル エリア接続]のプロパティを開きます。
3 使用されている TCP/IP 接続(IPv4 または IPv6 など)のプロパティを開きます。
4 DNS を使用可能にし、適切なサーバー情報を入力します。
hosts ファイルを使ったサーバーの IP アドレスの設定
hosts ファイルではサーバー名と IP アドレスとの関係を手動で入力します。DNS が使用できない状況の場合は、この方法を使用します。
Windows クライアントの hosts ファイルを編集するには
1 Windows マシンで hosts ファイルを探します。
たとえば、ある特定の Windows プラットフォームでは次の場所に存在します。
%WINDIR%\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\HOSTS
2 メモ帳などのテキスト エディターで hosts ファイルを編集します。
3 hosts ファイル内で、次の例のようにサーバーの IP アドレスと名前を新しい行として入力します。サーバーの IP アドレスはネットワーク管理者に確認してください。
# IPv4 アドレス用の hosts ファイル エントリの例
146.23.45.2       acctserver
PSQL アプリケーションを TCP/IP で使用中に、Windows の[ダイヤルアップ ネットワーク]ダイアログ ボックスが表示されないように設定
ブラウザーの設定に応じて、TCP/IP リクエストが送られる際、[Windows ダイヤルアップ ネットワーク]ダイアログ ボックスが表示される場合があります。通常、このダイアログ ボックスはインターネット接続を行うためのものですが、PSQL アプリケーションおよび TCP/IP の使用中は、この機能が邪魔になることがあります。
[ダイヤルアップ ネットワーク]ダイアログ ボックスが自動的に表示されないようにするには
1 コントロール パネルで[インターネット オプション]をダブルクリックします。
2 接続]タブをクリックします。
3 ネットワーク接続が存在しないときには、ダイヤルする]というオプションの設定を無効にします([ダイヤルしない]などの別のオプションを選択)。
SPX を使用した Windows サーバーへの接続
このセクションは、Windows コンピューター上で実行している PSQL サーバーへの接続に SPX を使用する場合について説明します。
SPX を使用するための PSQL の設定
SPX は、Windows プラットフォームのネイティブのプロトコルではありません。SPX を使用する場合は、以下の手順を実行し、PSQL が正しく動作するようにします。
Windows プラットフォームで SPX を使用するための PSQL 設定の変更
TCP/IP と SPX の両方がインストールされている場合は、PSQL クライアン用の TCP/IP を削除し、PSQL アプリケーションで SPX が機能するようにします。
1 オペレーティング システムの[スタート]メニューまたはアプリ画面から Control Center(PCC)にアクセスします。
2 PSQL エクスプローラー ウィンドウで、[ローカル クライアント]を展開します。
3 MicroKernel ルーター]を右クリックして[プロパティー]を選択します。要求があった場合はログインします。
4 通信プロトコル]をクリックします。ウィンドウの右側に、[サポート プロトコル]のリストが表示されます。
5 プロトコルのリストで "TCP/IP" のチェックをオフにして[OK]をクリックします。
PSQL で SPX を実行するための Windows 設定の変更
SPX が正しく設定されていることを確認するには
1 オペレーティング システムから、ネットワーク情報にアクセスします。
2 ローカル エリア接続]のプロパティを開きます。
3 SPX 接続プロパティを開きます。
4 フレームの種類]フィールドで、ネットワークに適した正しいフレームの種類が選択されていることを確認します。[自動検出]は使用しないでください
5 ネットワーク番号]フィールドで、ネットワーク アドレスにゼロでない値を入力します。ネットワーク アドレスの値については、システム管理者に問い合わせてください。
デフォルトの通信ポートの変更
PSQL は 3 つのポートを経由して通信します。ファイアウォールやルーターでは、サーバー データベース エンジンとのリモート アクセス用に、以下のポートへのアクセスを許可する必要があります。
3351:MicroKernel エンジン用
1583:リレーショナル エンジン用
139:名前付きパイプ用(「メモ」を参照)
通常、競合がない限りポートを変更する必要はありません。
メモ: Windows オペレーティング システムでは、オペレーティング システムへの認証にポート 139 を使用します。ファイアウォールを通ってポート 139 へアクセスできるようにする別の方法は、PSQL データベースにおいてセキュリティを有効にすることです。セキュリティが有効になると、"Master" などのユーザーはデータベース自体のセキュリティ機能によって認証されます。『Advanced Operations Guide』の PSQL エクスプローラーを使ってセキュリティを有効にするにはおよび PSQL エクスプローラーを使って新しいユーザーを作成するにはを参照してください。
リレーショナル エンジン の場合、ポートの割り当て 1583 は、PSQL の各種ユーティリティを通じてサーバー用に設定することができます。このポートはクライアント用に手動で設定できます。『Advanced Operations Guide』の TCP/IP ポートを参照してください。
ポートの割り当ては 3351 とし、これを変更しないことをお勧めします。変更する必要がある場合は、PSQL サポートまでご連絡ください。
ポートの設定はサーバー マシンとすべてのクライアントの両者で必ず一致するようにしてください。
サーバーの受信ポートの変更後は、そのポートの割り当て変更を有効にするために PSQL エンジンを終了して再起動する必要があります。『PSQL User's Guide』の PSQL の使用を参照してください。
services ファイル
services ファイルは、オペレーティング システムで使用されるネットワーク通信用のテキスト ファイルです。この services ファイルで、PSQL Server とそのクライアントで使用されるポートを手動で割り当てることができます。services ファイルで記載される適用ポートと、PSQL のユーティリティおよび関連する Windows ファイアウォール規則で設定されるポートは必ず一致している必要があるので注意してください。
services ファイルでポートの割り当てを変更したら、その変更を有効にするために PSQL データベース エンジンを停止して再起動する必要があります。『PSQL User's Guide』のデータベース エンジンの起動と停止を参照してください。
Windows ファイアウォール
PSQL Server および PSQL Workgroup をインストールする場合、ファイアウォールに関する特定の動作が実行されます。Vista 以降の Windows のオペレーティング システムには、ファイアウォール プロファイル(セキュリティ設定のグループ)を提供する「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」があります。それらのオペレーティング システムではデフォルトでファイアウォールが有効になっています。次の表では、アクティブなプロファイルに関する PSQL のインストール動作についてまとめています。
表 6 Windows オペレーティング システム用のインストール動作
アクティブなファイアウォール プロファイル1
PSQL サービス用に追加された規則
インストール後の規則の状態2
以下のプロファイル(複数の場合あり)。
ドメイン
プライベート
パブリック
 
ドメイン - はい
プライベート - はい
パブリック - はい
 
ドメイン - 有効
プライベート - 有効
パブリック - 無効
パブリックのみ
はい
有効
1 "アクティブ" とはプロファイルがネットワーク接続を監視していることを意味します。
2 "有効" とは、そのファイアウォール プロファイルによって管理されるネットワーク接続用の全ポートにおいて、受信 TCP および 受信 UDP トラフィックと PSQL サービスが通信できることを意味します。
上の表でわかるように、パブリック プロファイルがその他の 1 つ以上のアクティブ プロファイルと共にアクティブな場合、PSQL 規則はパブリック プロファイル用に追加されますが無効になっています。PSQL Server または Workgroup のインストールが対話式またはサイレントであってもこの動作を変更することはできません。パブリック プロファイルの規則を有効にしたい場合は、手動で行う必要があります。PSQL 規則をパブリック プロファイルに対して有効にするにはを参照してください。
PSQL 規則をパブリック プロファイルに対して有効にするには
1 [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]のコンソールを開きます。
2 左ペインで[受信の規則]をクリックします。
3 中央ペインで作業対象の PSQL 規則を探します。
同じ規則が 2 つあるので注意してください。有効になっている規則(緑色の円にチェックマークが付いている)はパブリック以外のプロファイルに適用されています。無効になっている規則はパブリック プロファイルに適用されます。
4 無効になっている作業対象の規則を右クリックして[プロパティ]をクリックします。
5 詳細設定]タブをクリックします。"パブリック" プロファイルが選択されていることを確認してください。選択されていない場合は選択してください。
6 全般]タブをクリックし、[有効]オプションをクリックします。
7 OK]をクリックします。
8 [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]のコンソールを終了します。
インストール後のプロファイル変更
PSQL をインストールした後にネットワーク プロファイルを変更すると、PSQL が通信を受け付けることができなくなるかもしれません。たとえば、インストール時はプライベート ネットワーク プロファイルのみがアクティブだったとします。インストール後のある時点で、アクティブ プロファイルがドメイン(この設定はプライベート プロファイルの設定とはかなり異なることが前提)に変更された場合、データベース エンジンはネットワーク経由で通信ができなくなります。
PSQL の通信を妨げるようなプロファイルまたはファイアウォール規則を変更する場合は、PSQL 規則をパブリック プロファイルに対して有効にするにはの手順を参照してください。この手順は、アクティブ プロファイルに対して PSQL 規則を有効にする方法の一般的なガイドランとして使用できます。この手順を使用すればデータベース エンジンはネットワーク経由で再び通信できるようになります。
ポリシーに関する注記
コーポレート ポリシーによっては、ローカル管理者が特定のマシンに対するファイアウォール プロファイルを変更できない(つまり、プロファイルが "ロックされている")こともあります。そのような場合、ロックされたプロファイルによって監視されるネットワーク接続経由でデータベース エンジンが通信するために必要なファイアウォール規則を、PSQL のインストールによって追加したり有効にしたりすることはできません。そのような状況の場合は、権限を持つシステム管理者へファイアウォール ポリシーの変更を要請してください。この変更で PSQL でインストールされるすべてのサービスと通信する全ポートに対し受信 TCP および UDP トラフィックを許可します。
また、ターゲット システムがドメインに参加している場合は、グループ ポリシーにより制御されているファイアウォール プロファイル上の規則の追加および有効化を PSQL のインストールから妨げるものは、グループ ポリシーのみであることに注意してください。PSQL をインストールしているユーザーが、ドメイン ユーザーとしてではなくローカル ユーザーとしてターゲット システムにログインしていた場合、そのインストールによってファイアウォール プロファイルに対する規則の追加および有効化が行われます。ただし、ターゲット システムが後でグループ ポリシーを制御するドメインへ参加する場合はその規則が無効になります。
Windows クライアントから Linux サーバーまたは OS X サーバーへの TCP/IP を使用した接続
マップされたドライブを使用している場合、Windows ベースのクライアントとネットワーク接続するには、Linux または OS X サーバーで Samba が適切に設定されている必要があります。
サーバーの IP アドレスをクライアントに設定
TCP/IP ネットワークで PSQL を操作する場合、クライアントは、Linux または OS X サーバーに割り当てられた名前からそのサーバーの IP アドレスを取得できなければなりません。IP アドレスから名前への変換を可能にする 2 つの方法があります。
DNS(Domain Naming Service)
hosts ファイルの編集
以下に、上記のそれぞれの方法を使った IP アドレスのセットアップ方法の概要を示します。ネットワーク構成および設定のセットアップの詳しい説明については、オペレーティング システムのドキュメントを参照してください。
DNS を使ったサーバーの IP アドレスの設定
DNS を使用する場合は、お使いのコンピューターがサーバーのデータベース内でサーバーのアドレスを検索できるよう設定します。DNS の設定に必要な情報はネットワーク管理者に確認してください。
DNS を使ってサーバーの IP アドレスを解決するようクライアントを設定するには
Windows プラットフォームのクライアントの場合:
1 オペレーティング システムから、ネットワーク情報にアクセスします。
2 ローカル エリア接続]のプロパティを開きます。
3 使用されている TCP/IP 接続(IPv4 または IPv6 など)のプロパティを開きます。
4 DNS を使用可能にし、ネットワーク管理者から得た適切なサーバー情報を入力します。
hosts ファイルを使ったサーバーの IP アドレスの設定
hosts ファイルではサーバー名と IP アドレスとの関係を手動で入力します。DNS が使用できない状況の場合は、この方法を使用します。
Windows クライアントの hosts ファイルを編集するには
1 Windows システムで hosts ファイルを探します。
たとえば、ある特定の Windows プラットフォームでは次の場所に存在します。
%WINDIR%\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\HOSTS
2 メモ帳などのテキスト エディターで hosts ファイルを編集します。
3 hosts ファイル内で、次の例のようにサーバーの IP アドレスと名前を新しい行として入力します。サーバーの IP アドレスはネットワーク管理者に確認してください。
# IPv4 アドレス用の hosts ファイル エントリの例
146.23.45.2        acctserver
Windows の[ダイヤルアップ ネットワーク]ダイアログ ボックスが自動表示されないようにする
TCP/IP リクエストが Windows に送られる際、[Windows ダイヤルアップ ネットワーク]ダイアログ ボックスが表示される場合があります。通常、このダイアログ ボックスはインターネット接続を行うためのものですが、PSQL アプリケーションおよび TCP/IP の使用中は、この機能が邪魔になることがあります。
[ダイヤルアップ ネットワーク]ダイアログ ボックスが自動的に表示されないようにするには
1 コントロール パネルで[インターネット オプション]をダブルクリックします。
2 接続]タブをクリックします。
3 ネットワーク接続が存在しないときには、ダイヤルする]というオプションの設定を無効にします([ダイヤルしない]などの別のオプションを選択)。
データのエンコード
エンコード方法は上級ユーザー向けです。一般的には、デフォルトのエンコード設定で十分であり変更の必要はありません。『Advanced Operations Guide』のデータベース コード ページとクライアント エンコードを参照してください。
DOS リクエスターの使用
PSQL は DOS リクエスターで DOS Btrieve アプリケーションをサポートします。DOS リクエスターでサポートするのは Btrieve アプリケーションのみで、ODBC アプリケーションはサポートされません。このセクションでは、Windows で DOS リクエスターを使用して PSQL ベースの DOS アプリケーションを実行する方法について説明します。
DOS ボックスのサポートにより、Windows プラットフォーム上の DOS ボックスで DOS アプリケーションを実行することができます。これにより、データベース エンジンではなく、Windows 32 ビット ワークステーションのコンポーネントと直接通信することが可能になります。この設定は、ローカルの PSQL ワークグループ エンジン、あるいはリモート エンジンの両方で使用することができます。クライアント/サーバー アクセスに TCP/IP、SPX または NetBIOS プロトコルのどれを使用するかは、Windows 32 ビット コンポーネントの設定によって決まります。
サポートされる設定
DOS リクエスターは、ワークグループおよびクライアントからリモートのサーバー エンジンの設定をどちらもサポートします。
Windows 上での DOS ボックスのサポート
Windows 用のリクエスターは BTRBOX です。このリクエスターは DOS アプリケーションに使用することができます。
Windows 32 ビット プラットフォーム上での DOS アプリケーションの実行
BTRBOX を使用して DOS アプリケーションを実行するために必要なコンポーネントはすべてクライアントでインストールされています。Windows クライアント コンポーネントをインストールすると、DOS または Windows 32 ビット アプリケーションを実行するために必要な要素がすべて揃います。インストールされる DOS アプリケーションのデフォルトのサポートは、Win32 DOS ボックス設定です。
DOS アプリケーションは 64 ビット Windows プラットフォームではサポートされません。このため、BTRBOX は 64 ビット Windows プラットフォームではサポートされません。
DOS ボックス サポートの使用
Windows プラットフォームでは、DOS ボックスのインストールはドライバーが完全に透過になるよう設定します。このため、すぐにコマンド プロンプトを開き、DOS Btrieve アプリケーションを実行することができます。%WINDIR%\SYSTEM32 ディレクトリにある CONFIG.NT ファイルには DOS アプリケーションのサポートを有効にするコマンドが含まれています。このファイルは DOS の CONFIG.SYS によく似ています。Windows オペレーティング システムでは DOS セッションが開くたびにドライバーを読み込みます。この設定ファイル内で、インストールを次のパスに置いて DOS ボックス ドライバーを読み込みます。
DEVICE = C:\WINDOWS\SYSTEM32\BTRDRVR.SYS