MicroKernel エンジンのアプリケーション開発
 
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MicroKernel エンジンのアプリケーション開発
以下のトピックでは、Zen MicroKernel エンジン を使ったアプリケーションを設計する際に必要な情報を提供します。
MicroKernel エンジン環境
MicroKernel エンジンの設定に関する問題
MicroKernel エンジン環境
エンド ユーザーが MicroKernel エンジン アプリケーションを実行する前に、エンド ユーザーのコンピューターで MicroKernel エンジンのバージョンを使用できるようにする必要があります。アプリケーションに不可欠な MicroKernel エンジン ソフトウェア バージョンと環境設定に関する情報をエンド ユーザーに提供する必要があります。
ドキュメント
エンド ユーザーが以下の Zen マニュアルを参照できるようにしてください。
Getting Started with Zen』。Zen ソフトウェアのインストールについて説明しています。
Status Codes and Messages』。Zen コンポーネントが返す可能性のあるステータス コードとシステム メッセージについて説明しています。
Zen User's Guide』。Zen ユーティリティについて説明しています。
Zen OEM パートナーであれば、作成したアプリケーションにこれらのマニュアルを添付できます。
MicroKernel エンジンの設定に関する問題
エンド ユーザーは、MicroKernel エンジン アプリケーションについて以下の情報を知っておく必要があります。この情報を MicroKernel エンジン アプリケーションに添付するドキュメントに記載してください。
アプリケーションに必要なメモリ容量。
アプリケーションには、MicroKernel エンジン自体で必要な容量より多いメモリまたはディスク領域が必要となる場合があります。アプリケーションのディスク領域とメモリ必要量を確定し、この情報をユーザーに伝えてください。MicroKernel エンジンのシステム要件については、『Getting Started with Zen』および Actian Web サイトも参照してください。
アプリケーションにデフォルト以外の MicroKernel エンジン構成の設定が必要かどうか。特に、エンド ユーザーがこれらの MicroKernel エンジン オプションを変更する必要があるかどうかを考慮してください。
作成ファイルのバージョン。アプリケーションには MicroKernel エンジンの旧バージョンとの後方互換性が必要ですか?そうであれば、このオプションに対応する値を設定するようにエンド ユーザーに指示してください。
インデックス バランス。アプリケーションは、作成するすべてのファイルにインデックス バランス ファイル属性を設定しますか?そうであれば、エンド ユーザーはインデックス バランスをデフォルトのオフにして使用できます。そうでなければ、MicroKernel レベルでインデックス バランスをオンにするようにエンド ユーザーに指示する必要があります。詳細については、インデックス バランスを参照してください。
最大圧縮レコード サイズ。アプリケーションは圧縮されたレコードを使用しますか?そうであれば、『Advanced Operations Guide』のレコードおよびページ圧縮と、このドキュメントのページ サイズの選択ファイル サイズの予測、およびレコード圧縮を参照してください。
システム データ。データベース内のすべてのファイルは重複のないキーを持っていますか?そうであれば、これらのファイルはトランザクション一貫性保持の機能を利用できます。そうでなければ、エンド ユーザーはファイルをトランザクション一貫保持性のあるものにするために[システム データの作成]を[必要な場合]または[常時]に設定しなければならない場合があります。
設定オプションの説明については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。