DataExchange のアップグレード
 
このページをシェアする                  
DataExchange のアップグレード
既存の DataExchange のアップグレードの手順
以下のトピックで、より新しいバージョンの DataExchange へ移行する方法について説明します。
DataExchange をアップグレードする前の確認事項
DataExchange のアップグレード
DataExchange のアップグレード後の一般的な質問
DataExchange をアップグレードする前の確認事項
アップグレードとは、現在インストールされている製品のバージョンより新しいバージョンをインストールすることです。アップグレードする際に以前のバージョンをアンインストールする必要はありません。
DataExchange をアップグレードする前に、以下の項目を確認してください。
新規インストールの手順が適用される場合がある
新規インストールに適用される情報はアップグレードにも適用されるので、DataExchange をインストールするための準備を確認してください。
DataExchange の Readme
DataExchange リリース ノートをお読みいただくことを強くお勧めします。この readme ファイルには、製品マニュアルには含めることができなかったが、製品をインストールして使用するために必要な情報が記載されています。64 ビット システムの DataExchange インストールでは、ファイル名 readme_dx.htm として C:\Program Files (x86)\Actian\PSQL\Replication\Docs に含まれています。ただし、このファイルはリリース後に更新される可能性があるため、最新版は常に PSQL Web サイトで公開されます。
Windows プラットフォームに関する注記
DataExchange をインストールするシステムの完全な管理者レベルの権限を持っている必要があります。詳細については、管理者権限を参照してください。
PSQL v11 の DataExchange v5.1 ユーザーの場合
PSQL v11 システムで DataExchange v5.1 が動作している場合、v11.31 より前の PSQL インストーラーにおける既知の問題により、PSQL v11 から PSQL v12 へのアップグレードはブロックされます。
この問題は、PSQL v11 を最新の v11 SP3(v11.31)へアップグレードしてから PSQL v12 へアップグレードすることにより避けられます。
既に v11.31 である場合は、最新のパッチを適用しているか確認してください。少なくとも、インストール ビルド 11.31.101 である必要があります。
PSQL v12 をインストールすると DataExchange v5.1 が無効になることに留意してください。DataExchange v12 へアップグレードすることで、レプリケーションを再度有効にすることができます。
データ ファイルのバックアップ
アップグレードのインストールを開始する前に、現存するすべてのデータ ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。また、システムの完全バックアップを行い、復元を確認してください。システムの完全バックアップは、サーバー上に任意のソフトウェアをインストールする前にいつも行うことが推奨されます。
DataExchange のアップグレード
DataExchange v12 へのアップグレードには、次の 2 つのことが必要です。
インストールされた既存の DataExchange v5.1 バージョンがある
既に PSQL v12 へのアップグレードが完了している
メモ: DataExchange は、アンインストールしないでアップグレードすることができます。DataExchange を完全に削除することにより、すべてのレプリケーション デザインとデータベースのアクティブ化情報がシステムから削除されるほか、レプリケーション ディレクトリに作成されたすべてのデータベースも削除されます。アンインストールすると、新しいバージョンをインストールした後にレプリケーション データベースの再デザインが必要になるため、この手順を行わないでアップグレードすることをお勧めします。
アップグレード インストールによって、ファイルがインストール先ディレクトリへコピーされる前にエラーが発生した場合は、インストール ログ ファイルで現在のログインの %temp% ディレクトリを確かめてください。このファイルは、64 ビット システムでは DataExchange_v12_64_Install.log、32 ビット システムでは DataExchange_v12_x86_Install.log です。
DataExchange をアップグレードするには
レプリケーションで使用されているすべてのサイトをアップグレードしてください。
1 必要であれば、レプリケートしてすべてのサイトのデータが最新のものであることを確認してください。
2 レプリケーション スケジュールをすべて停止します。
PCC で、スケジュールを設定してあるデータベースをクリックします。
[DataExchange]>[Manager]を選択します。
ログオンします。デフォルトのログイン名は ADMIN、パスワードは password です。どちらも大文字小文字が区別されます。
サイト一覧で目的のサイトをクリックします。
[スケジュール]タブをクリックします。
[名前]の一覧で各スケジュールを選択します(選択できるのは一度に 1 つ)。
[レプリケートしない]をクリックし、次に[適用]をクリックします。
3 以下のいずれかを実行して、お使いの Windows マシンからインストーラーを起動します。
DataExchange インストール CD をシステムの CD-ROM ドライブに挿入するか、ダウンロードした自己展開型のインストーラー実行可能ファイルを実行します。
CD からインストールする場合、インストーラーが自動的に起動しないときは、オペレーティング システムから次のコマンド「drive:\autorun\autorun」を実行します。"drive" には、お使いの CD-ROM デバイスを表すドライブ文字を指定してください。
4 ようこそ]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
5 使用許諾契約書をお読みください。続行するには、[使用許諾契約の条項に同意します]を選択して[次へ]をクリックします。
既存の DataExchange 製品キーのアップデートが必要であれば、インストーラーから新しい製品キーが要求されます。製品キーのアップデートが必要でなれけば、手順 7 へ進みます。
6 ライセンスの入力フィールドで、以下のどちらかを実行します。
製品キーを入力します。インストールされているエディションとライセンスが一致する必要があります。
入力を省略して、一時的な評価用製品キーが適用されるようにします。
第 1 サイトとパートナー サイトの両方に同じ製品キーを使用します。この製品キーについては DataExchange CD-ROM ケースに貼られている製品情報ラベルをご確認ください。
評価版の有効期限を過ぎると、レプリケーション エンジンはエラーを返すようになります。製品キーはいつでも適用することができます。製品キーを使って評価版システムをアップグレードするにはを参照してください。
7 次へ]をクリックします。
8 必要であれば、[戻る]をクリックして、インストール設定の確認や変更を行うことができます。インストールを開始するには、[インストール]をクリックします。
9 インストール処理の最後に、[完了]をクリックします。
Readme ファイルをお読みいただくことをお勧めします。このファイルには、本製品の設定や使用に関する重要なリリース ノートが記載されています。64 ビット システムのインストールでは、ファイル名 readme_dx.htm として C:\Program Files (x86)\Actian\PSQL\Replication\Docs に含まれています。ただし、このファイルはリリース後に更新される可能性があるため、最新版は常に PSQL Web サイトで公開されます。
10 既存のレプリケーション スケジュールを再開します。
PCC で、スケジュールを設定してあるデータベースをクリックします。
[DataExchange]>[Manager]を選択します。
ログオンします。デフォルトのログイン名は ADMIN、パスワードは password です。どちらも大文字小文字が区別されます。
サイト一覧で目的のサイトをクリックします。
[スケジュール]タブをクリックします。
[名前]の一覧で各スケジュールを選択します(選択できるのは一度に 1 つ)。
[指定分数おきにレプリケートする]をクリックし、次に[適用]をクリックします。
DataExchange のアップグレード後の一般的な質問
DataExchange インストール後の操作に関する一般的な質問も参照してください。
アクティブにしたデータベースはアップグレード後もレプリケートされますか?
はい。レプリケーション情報はすべてアクティブなデータベースに保持されています。アクティブなデータベースでしなければならないことは、アップグレード以前に設定したレプリケーション スケジュールを再始動することだけです。
DataExchange のレジストリ設定はアップグレード後もすべて保持されますか?
はい。レジストリ設定は以前のままです。