Actian Zen での作業の開始

Actian Zen 開発者向け Getting Started Guide へようこそ。

Actian Zen は、モバイル デバイスおよび IoT デバイスから、エッジ コンピューティング デバイスおよび複雑な機械、ネットワーク接続されたワークステーションおよびサーバー、さらにはクラウドに至るまでの全機能が搭載されたデータ管理製品のポートフォリオです。製品の全エディションが共通のセキュリティで保護された記憶形式を使用しているため、データはすべてのエディション間において ETL なしで、完全に転送可能です。また、全エディションが共通のデータ アクセス方法をサポートしているため、同じコードをあらゆるプラットフォーム用にコンパイルすることができます。

IoT またはエッジ データ管理構成では、各デバイスのアプリケーションは独自のデータベースを利用でき、データをローカルに保存して処理することができます。また、アプリケーションはクライアントとして動作し、ネットワーク上で実行されている別のデータベース エンジンとデータを通信することができます。

Actian Zen エンジンは SQL(ODBC、JDBC、ADO.NET など)、NoSQL(Btrieve、Btrieve 2)など、さまざまな開発環境をサポートしています。Actian Zen の特徴は、さまざまな環境やアプリケーションを組み合わせてデータにアクセスできることです。Android スマートフォンで実行されている Btrieve 2 アプリケーションが、Windows サーバー または Raspberry Pi に存在するデータに、それらのデバイスでローカルに実行され SQL を使用しているアプリケーションと同時にアクセスすることができます。

このガイドでは、Actian Zen データベースをセットアップする、プログラミング環境を構成する、および単純な CRUD(Create:作成、Read:読み取り、Update:更新、Delete:削除)操作を実行するための基本的なコマンドと手順に関するチュートリアルを順を追って示します。

左側にあるナビゲーション メニューでは、Actian Zen のインストールとセットアップ、およびそのデータにアクセスするまでのシナリオを示しています。

セットアップに関するさらなる詳細や、他のプラットフォームまたは API に対する Actian Zen のセットアップ方法については、Zen をインストールするための準備、および Zen アクセス方法の概要を参照してください。