[Tips09]バーコード出力
さまざまなバーコードに対応
FastReport .NETでは以下のようなさまざまなバーコードに対応しています。
- 2次元バーコード:日本では「QRコード」が電子マネー決済やWeb誘導でよく使われます。
- EAN/UPC:日本ではEANが「JANコード」として使われています。(EAN13)
- 郵便バーコード:日本では「カスタマーバーコード」と呼ばれ、料金割引制度もあります。
- GS1:JANコードより高度な情報管理(有効期限や製造ロット情報など)が可能な体系です。
- その他:ITF-14やCode128など、流通や製造、医療などの産業用途で使用されています。
バーコードオブジェクトには固定値はもちろん、データソースから取得した値を動的に入れることができます。
主なプロパティ設定には以下のようなものがあります。
AllowExpression プロパティ
動的な値(データソースから取得した値や計算式など)が入る場合、AllowExpression:True となります。
ShowText プロパティ
バーコードオブジェクトを配置するとデフォルトではバーコードにセットされた値が表示されますが、これを表示したくない場合にShowText:Falseとすると非表示になります。
Zoom プロパティ
バーコードオブジェクトのサイズを拡大・縮小するときに使用します。配置するスペース、デザイン上のバランスを考慮して値をセットします。
※QRコードは正方形(縦と横の両方向の長さ)に情報を持っているため、Zoomプロパティで同じ縮尺が適用されますが、通常のバーコードでは横方向(黒白の線の幅)にしか情報を持たないため、Zoomでの調整は横方向のみに適用されます。デザインバランスを取るには縦方向は手動もしくはHeightプロパティで調整します。
PrintOn プロパティ
送り状とお客様控えなど、異なる帳票A、Bで同じ情報を出力するケースでは、片方のみ業務用の情報を出力するようなケースがあります。このような場合は、PrintOnプロパティで制御できます。
次の例は、同じフォーマットで「出荷指示書 兼 送り状(業務使用)」と「納品書(顧客向け)」を発行する際、業務使用側の帳票のみバーコードを出力するケースです。
※このような2枚1組の帳票は「サブレポート」オブジェクトを使用します。詳しくは Tips_14.サブレポート で解説します。
PrintOnプロパティは帳票のどのページに出力するかを制御します。この出荷指示書/納品書のケースでは、2枚1組の出力が複数件出力される想定のため、FirstPageとEvenPagesにチェックを入れます。
※EvenPagesは偶数を表しますが、FastReport内部ではページ番号が「0」からカウントされるため、見た目の奇数ページ(1,3,5…)に「EvenPages」を指定します。また、先頭ページには「FirstPage」を指定します。
(ページ構造)


