はい、Dotfuscator はデバッグシンボル(PDB ファイル)を生成する機能を備えており、これを利用することで以下のトラブル対応ができます:
1.ブレークポイントの設定:
難読化後でも元のソースコードに対してブレークポイントを設定し、デバッガでステップ実行が可能です。
これにより、問題の発生箇所を特定しやすくなります。
2.スタックトレース解析:
エラーのスタックトレースには難読化された名前が表示されますが、Dotfuscator のツール(スタックトレース変換機能)を使えば、元のソース名に変換できます。
3.デバッグ時の動作確認:
Visual Studio プロジェクトに Dotfuscator を統合すれば、Release ビルド(難読化された構成)でもデバッグ作業を継続できます。
注意:
リリース時に PDB ファイルやデバッグシンボルをアプリケーションと一緒に配布しないでください。
これらのファイルにはソースコード情報が含まれており、リバースエンジニアリングのリスクを高めます。
これらの機能により、難読化処理後でも問題の切り分けやトラブルシューティングが効率的に行えます。