.NET アプリケーションが難読化されているかどうかを確認する最も簡単な方法は、無料のデコンパイラツールである ILSpy を使用することです。
以下の手順で確認できます:
【1】ILSpyを使用してアプリを解析する手順
1.ILSpy をダウンロードする
[ILSpy 公式サイト](https://ilspy.net/)から ZIP ファイルをダウンロードします。
ZIP ファイルを解凍し、'ILSpy.exe' を起動します。
2.アプリケーションを ILSpy で開く
[ファイル] > [開く…] を選択し、難読化を確認したい '*.exe' または '*.dll' ファイルを開きます。
3.コードを調査
ILSpy のコードツリーを展開し、以下のポイントを確認してください:
メソッド名や変数名:
– 難読化されていない場合: 'Button_Click' や 'SayHello' のようなわかりやすい名前。
– 難読化されている場合: 'a()', 'b1()' などランダムな名前。
文字列リテラル:
– 難読化されていない場合: ' "Hello, World" ' のような平文。
– 難読化されている場合: 暗号化され、直接読めない形式。
制御フロー:
– 難読化されていない場合: 条件分岐やループがわかりやすい形。
– 難読化されている場合: 'goto IL_xxxx' のような複雑なジャンプ命令が多用されている。
【2】難読化されたアプリの例
以下の画像は、Dotfuscator で難読化されたアプリケーションを ILSpy で解析した例です。
難読化されたコードがどのように変化するか確認してください。