FastReport .NET のインストーラーは Visual Studio のツールボックスに FastReport .NET のコンポーネントを自動追加しません。Visual Studio を使用されている場合、手動での登録が必要です。 |
登録方法は2種類あります。いずれかをご利用ください。
- ツールボックスへの手動登録(.NET Framework)
- NuGet パッケージマネージャによるプロジェクトへの登録(.NET Framework 4.6.2 以上、もしくは .NET 6.0 以上)
それぞれについて説明します。
≪ ツールボックスへの手動登録 ≫
- 新しいタブを作成します。 → ツールボックスで右クリック、メニュー [タブの追加]
- 任意のタブ名を付けます。 → 例)FastReport
- 作成したタブへアイテムを登録します。 → ツールボックスで右クリック、メニュー [アイテムの選択]
- FastReport.dll ファイルを選択します。
【注意】DLL ファイルの場所は、インストールビルドによって異なります。
例)FastReport .NET WinForms Pack 2025.2.8 がインストールされている場合、以下のパスに変更してください。
→ [参照] ボタン(C:¥Program Files (x86)¥Fast Reports¥.NET¥2025.2.8¥FastReport .NET WinForms Pack¥WinForms フォルダー) - コンポーネントの追加を確認して、ダイアログを閉じます。 → [OK]
- ツールボックスに FastReport のコンポーネントが表示されます。
※レポートオブジェクトをフォームに貼ってもオブジェクトにサブメニューが表示されない場合は、次の記事を参考に GAC へ DLL を登録してください。
https://www.agtech.co.jp/faq/frnet-201206/
≪ NuGet パッケージマネージャによるプロジェクトへの登録 ≫
- Visual Studio のメニューを選択します。:[プロジェクト] → [NuGetパッケージの管理]
- NuGet パッケージマネージャの右上の「パッケージソース」より、インストール済みの FastReport 製品を選択します。
例)FastReport .NET WinForms Pack 2025.2.8
注 記
お使いのビルドによっては、自動的に登録されていない場合があります。
FastReport 製品が表示されていない場合は、次のように手作業で登録してください。- NuGet パッケージマネージャの右上の「歯車アイコン」をクリックします。
- 表示された画面で+ボタンを押し、「名前」にお好きな登録名、「ソース」にインストールフォルダー内の「Nugets」フォルダー名をフルパスで入力します。
例)名前:FastReport
ソース:C:¥Program Files (x86)¥FastReports¥FastReport.Net¥Nugets - [更新] ボタンを押したあと、[OK] ボタンを押します。
- 歯車アイコン左のパッケージソースを登録したソース名に切り替えます。
- NuGet パッケージマネージャの左上にある [参照] をクリックします。
- [FastReport.Net.Pro] を選択し、[インストール] ボタンを押し、インストールを完了させます。
- インストール完了後、フォームに戻ると、ツールボックスに [FastReport] のタブと、関連するオブジェクトが追加されています。