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6つの特長

高速アクセスを実現する「Btrieve API」抜群の速度

1NoSQL と SQL のデュアルインターフェイス

Actian Zen は、NoSQL(Not only SQL)データベースです。
最大の特徴である「Btrieve API」は、データをバイナリで格納し、アプリケーション側で定義したデータ属性(型と長さ)に基づき、ローレベル関数(オペレーション)とキー(インデックス)でアクセスします。これによりきわめて軽量な動作を実現しています。

一方で、柔軟にクエリを作成できる SQL は、データベース運用において非常に有用であり、Btrieve レイヤの上に論理的なテーブルを生成することで SQL によるアクセスも可能にしています。

2のアクセスメソッドは、1つのアプリケーション上で同時に実装することができ、状況に応じて使い分けることが可能です。

伝統的なプログラミング言語とスクリプトプログラミング言語のほとんどに対応するインターフェイスが提供されています。

また、ADO.NETJDBCODBC など、最新のインターフェイス規格に対応したSQLインターフェイスも提供されています。

(関連 Blog 記事)
はじめてのActian Zen「NoSQL?それともRDB?」編



2高速データアクセス

一般的に SQL によるアクセスは、ODBC などのミドルウェアレイヤでの処理を経由してデータにアクセスします。Actian Zen の Btrieve API アクセスではこのミドルウェアレイヤのオーバーヘッドのないローレベルでのアクセスのため、通常の SQL アクセスに比べ、圧倒的な高速性能を発揮します。

Btrieve API は、開発言語に応じた無償提供の SDK(API)を環境にインストールし、ソースコードから呼び出す形で使用します。

軽量で高速な Btrieve アーキテクチャをぜひお試しください。

(Actian Zen 評価版)
Actian Zen v15 評価版
(無償 SDK / サンプルプログラム)
Btrieve SDK for Zen / PSQL
(Actian Zen 学習テキスト)
Actian Zen v15 入門PDF
(関連 Blog 記事)
Btrieveで大量データを高速に処理する方法(速度比較あり)

対応プラットフォームとライセンス形態容易な導入と操作

3クロスプラットフォーム対応

Actian Zenは、一般的な x86 サーバにおけるコンピューティングにとどまらない、幅広い分野で利用できるデータベースを目指しています。
特に IoT 分野に注目し、省リソースデバイスで使用される Arm チップ、Linux 派生 OS に対応したエディションをファミリーに加え、さまざまなデバイス上で共通のアーキテクチャでデータを処理し、シームレスな連携を可能にするデータベース・ソリューションを提供しています。
今後さらなる発展が期待される AI やロボット開発などの先進分野では、Linux 派生 OS をベースにしたオープンソース技術もよく使われます。
Zen は、こうした技術プラットフォームの一部としてデータベースを利用したい場合の最適な選択肢となります。

エディション Workgroup Enterprise SV Cloud SV Edge SV Core
データベース形態 クライアント・サーバ型 インプロセス型
インストールサイズ 170 MB 30 MB 4 MB
対応 OS Windows Windows, MacOS, RHEL, SUSE Windows IoT,
Linux distribution
iOS, Android
対応チップ Intel Intel, Arm(RHEL, SUSE) Intel, Arm Arm
ライセンス方式 同時接続ユーザー数ベース ファイル容量ベース
Webアプリなど同時接続数が把握できない場合
最小ロット 100 User 分からのバルク販売 無償配布
1 Userから 5 User まで
(後から追加可能)
*追加単位は 1 User
6 User から 500 User
(後から追加可能)
*追加単位は 10 User
20 GB から
(後から追加可能)
*追加単位は 10 GB
同時接続 10 User 以内で購入者がキー発行
(後から追加可能)
*追加単位は 1 User
単体のアプリで使用
(DB クライアントとしての利用も可)
日本語サポート 開発元のサポート提供期間中は無償で提供
開発元のサポート提供終了後は弊社知見によるサポートを有償にて提供
単体で使用する場合、
有償提供

(参考事例)
「クロスプラットフォーム」活用事例:八王子医療センター様 検体温度管理システムPDF
(関連 Blog 記事)
クロスプラットフォーム対応



4永続ライセンス・低い運用コスト

Actian Zen は、データベースを使用するシステムのプラットフォームと使用規模によってライセンスが決まります。
使用ユーザーもしくはファイル容量のサイズによってライセンスを選択でき、システム運用中にそれらのサイズが増えた場合には適切な規模へライセンスを拡張していくこともできます。

高い費用対効果 高い費用対効果

また、Zen は「永久ライセンス」のため、初期コストのみで運用し続けることができます。他のデータベース製品のように CPU コア数に依存しないので最新のハードウェア(CPU)への移行やスケールアップがコストに影響しません。加えて、開発元のサポート期間中は日本語サポートが無償で提供されます。*Zen は、メーカー保証の安心感を含めた運用コストパフォーマンスにおいて、必ずご満足いただけるデータベース製品です。
*開発元のサポートが終了したバージョンの製品については、有償のベストエフォート対応となります。詳しくは製品サポートページをご参照下さい。

(価格表)
Actian Zen ファミリ ライセンス価格表

(関連 Blog 記事)
Actian Zenの優位性(低TCOについて)

管理者にやさしいメンテナンスフリー設計高い費用対効果

5旧バージョンとの互換性

Actian Zen は、1982 年にリリースされて以降、約 40 年の歴史があります。

長い歴史を持つ Actian Zen がその製品開発において重視しているポイントの1つがバージョンアップにおける世代間の互換性です。
ハードウェアはもちろん、OS やミドルウェア、ソフトウェアに至る全ての IT リソースは定期的にバージョンアップすることで技術を最新化します。
Zen ももちろんバージョンアップごとに様々な改良が加えられていますが、旧世代の機能はそのまま使用できる互換性を備えています。

ユーザーがハードウェア、OS などのプラットフォームをリプレイスする場合、サポート対応(動作検証)および新機能利用促進の観点から当該最新プラットフォームに対応する最新バージョンの Zen を使用することを推奨していますが、バージョンアップに伴うアプリケーションの改修は一切必要ありません。旧マシンで使用していたデータファイルもコピー&ペーストで新しいマシンに移行するだけです。1994 年にリリースされた Btrieve6.15 で作られたデータファイルですら何も手を加えることなく最新バージョンの Zen で読み書きすることができます。

この世代間互換性によって、ユーザーはプラットフォームを最新化しながら、最小コストで安定的に運用し続けることができます。

(関連 Blog 記事)
Actian Zen(PSQL) のファイル形式や互換性について



6複雑な管理不要

Actian Zen は、「シンプル」で「コンパクト」な機能実装によって、「管理不要」のデータベースとして評価されています。

  • 1ファイル=1テーブルとして構成されるデータファイル
    Zen は 1 つのデータファイルに、該当するテーブルに関する全ての情報を格納しています。これにより、ファイルのコピー&ペーストで移行やバックアップが可能という、他のDB製品にはない利便性を発揮しています。
  • 初期設定不要
    通常、データベースを導入する場合、領域設定などの初期設定作業が発生しますが、Zen はディスクの空き領域をそのまま使用するため、そうした煩わしい設定作業はありません。
    インストールにかかる時間はわずか数分で、その後すぐに実運用を開始できます。
  • ファイルの自動最適化機能
    データベース運用中のデフラグについても自動最適化機能を搭載しています。ファイル最適化中は一時ファイルを生成し、更新情報を受け付け、最適化処理終了後にファイル書き込みを行うため、運用を止める必要がありません。
  • 超軽量インストールサイズ
    Zen は、一般のクライアントサーバシステムで使われるエディションでもインストールサイズは 170 MB しかありません。これは競合する他のデータベース製品の 1/10 程度のサイズですが、NoSQL デュアルアクセスをはじめ、暗号化やファイル最適化、リソースモニタなど、運用上必要な機能は十分に備えています。
このようなコンパクトで管理不要のデータベースは、パッケージソフトや機器への組み込みにも最適です。メンテナンスを気にすることなく、安心してお使い頂くことができます。

(参考事例)
「管理不要」活用事例:日立グローバルライフソリューションズ様 日立チェーンストール向け POS システム」PDF

(関連Blog記事)
Actian Zen の名称の由来



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