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こちらでは、FastReport VCL 2021 についての主な新機能や改善点を紹介します。
その他のバージョンについては、2024.1 2023.3 2023.2 2022 をご覧ください。
医薬品やワクチンの包装ラベルで用いられる 2 トラック Pharmacode
PDF 形式で保存したレポートは、デジタル署名で保護できるようになりました。それにより一意性が保証され、作成者を明確にでき、レポートの編集を防ぐことができます。
2021 年 3 月から、FastReport VCL のすべてのエディションはサブスクリプション ベースになりました。つまり、サブスクリプションが有効である限り、常に最新バージョンをお使いいただけます。サブスクリプション期間中に入手された製品については、サブスクリプション終了後も継続してご利用いただくことができます。(ただし、最新バージョンへの更新はできません。)
ベクター SVG 形式のイメージの読み込みと出力を標準の図オブジェクトを使って行えます(Delphi の場合のみ)。レポートの外観が向上します。
PDF エクスポートにデジタル署名のサポートが追加され、pfx および p12 証明書がサポートされました。3 つの簡単な手順だけで PDF ドキュメントをサインアップできます。デジタル署名オブジェクト(TfrxDigitalSignatureView)を追加して、署名の種類(hidden、visible、image)を選択し、証明書を指定してドキュメントをサインアップします。
レポート内のイメージの透過性サポートが改善されました。FastReport VCL は、透過画像をサポートするレポート プレビュー、出力、およびエクスポートにおいて、カラー マスクだけでなくアルファ チャネルもサポートするようになりました。
サムネイルの生成や、全体的な画質の制御ができる試験的な画像キャッシュが追加されました。新しい画像キャッシュには、メモリ使用量と GDI 記述子が保存されます。重複するイメージのインスタンスを 1 つだけ読み込みます(Report.PictureCacheOptions.CachedImagesBuildType=tbtOriginal プロパティにより、オンにすることができます)。
プレビュー ウィンドウでのイメージの高速読み込みで使用しているサムネイルの生成に対して画像キャッシュを設定することができます(Report.PictureCacheOptions.CachedImagesBuildType=tbtAtPrepare により、オンにすることができます)。サムネイルの画質は Report.PictureCacheOptions.ThumbnailQualityReducer プロパティで制御され、圧縮率と条件を設定することができます。また、Report.PictureCacheOptions.OriginalQualityReducer プロパティにより、すべての図の全体的な圧縮品質を制御することも可能です。このようなイメージはプレビュー、出力、およびレポートのエクスポートで使用されます。
新しいバーコードの種類、2 トラック Pharmacode が追加されました。